特集1 米(3)
[JAPAN] "お米の国・ニッポン"を再発見!
日本では、その土地の土や水、気候に合わせて、さまざまな種類の米が生産されています。どこでどんな品種を作っているのか、米の収穫量と作付上位品種を、都道府県ごとに紹介します。
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資料:農林水産省「平成26年産水陸稲の収穫量」、米穀安定供給確保支援機構「平成26年産 水稲の品種別作付動向について」より作成
※注:作付上位品種は、平成26年産のうるち米(醸造用米、もち米を除く)、収穫量は平成26年産の水稲(主食用)の数値
全国の作付割合上位10品種 |
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資料:米穀安定供給確保支援機構「平成26年産 水稲の品種別作付動向について」より作成
※注:平成26年産うるち米(醸造用米、もち米を除く)の数値
コシヒカリに続く新品種も続々登場
南北に長い日本では、その土地の気候や風土に合わせた作物が生産されていますが、米は北海道から沖縄までの各都道府県で栽培されている、数少ない農産物です。
病害虫や冷害に強いもの、収穫量が多く食味の良いものなど、多種多様な品種が開発され、主食用、酒米用などと合わせると、実に500種以上が作られてきました。
そうした中、1956年に福井県で誕生した「コシヒカリ」は、甘みと粘り気が強く、冷めてもおいしいことから多くの人に好まれ、日本各地で生産されるようになりました。79年から現在に至るまで、作付面積1位となっています。
その後も「ひとめぼれ」「あきたこまち」「はえぬき」などさまざまな品種が登場。栽培する地域の土や水、気候などの特徴を生かし、関東・近畿地方では「キヌヒカリ」、九州地方では「ヒノヒカリ」なども作られるようになりました。
以降、現在に至るまで、各地から個性豊かな新品種が次々と登場し、"ご当地米"として注目を集めています。
南北に長い日本では、その土地の気候や風土に合わせた作物が生産されていますが、米は北海道から沖縄までの各都道府県で栽培されている、数少ない農産物です。
病害虫や冷害に強いもの、収穫量が多く食味の良いものなど、多種多様な品種が開発され、主食用、酒米用などと合わせると、実に500種以上が作られてきました。
そうした中、1956年に福井県で誕生した「コシヒカリ」は、甘みと粘り気が強く、冷めてもおいしいことから多くの人に好まれ、日本各地で生産されるようになりました。79年から現在に至るまで、作付面積1位となっています。
その後も「ひとめぼれ」「あきたこまち」「はえぬき」などさまざまな品種が登場。栽培する地域の土や水、気候などの特徴を生かし、関東・近畿地方では「キヌヒカリ」、九州地方では「ヒノヒカリ」なども作られるようになりました。
以降、現在に至るまで、各地から個性豊かな新品種が次々と登場し、"ご当地米"として注目を集めています。
五ツ星お米マイスター・西島豊造(とよぞう)さんがセレクト 日本各地で開発された話題の新品種を厳選! 好みや用途に合わせて楽しめます。※注:()内は主産地 ![]() |
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取材/文/岸田直子