プレスリリース

水田における作付意向について（令和4年産第3回中間的取組状況（6月末時点））

農林水産省は、本日、令和4年産の水田における戦略作物等の作付意向について、第3回中間的取組状況（令和4年6月末時点）を取りまとめました。

1.趣旨

農林水産省では、水田農業に関して産地・生産者が主体的に作付を判断し、需要に応じた生産・販売を行うことができるよう、きめ細やかな情報提供を行うこととし、その一環として、都道府県農業再生協議会及び地域農業再生協議会が、需給動向や関連対策を踏まえて見込む作付意向を聞き取り、都道府県別及び地域農業再生協議会別の作付意向（中間的取組状況）を公表しているところです。
この度、第3回中間的取組状況として、都道府県別の6月末時点の作付意向を公表します。
3年産実績と比較すると、主食用米は、減少傾向40県、前年並み7県、増加傾向0県と見込まれており、減少傾向とした県のうち「1～3％程度減少傾向」は22県、「3～5％程度減少傾向」は15県、「5％超の減少傾向」は3県と見込まれています。
また、戦略作物については、米粉用米、飼料用米、WCS用稲、麦、大豆をはじめ、多くの品目で前年より増加傾向としている県が多くなっています。

2.都道府県別の作付意向

（1）各都道府県の主食用米の作付意向
令和3年産実績と比較すると以下のとおりと見込まれています。
減少傾向40県/前年並み7県/増加傾向0県
減少傾向とした県の傾向は以下のとおりと見込まれています。
1～3％程度減少傾向22県/3～5％程度減少傾向15県/5％超の減少傾向3県

（2）各都道府県の戦略作物等の作付意向
令和3年産実績との比較による各都道府県の戦略作物等の作付意向は、以下のとおりと見込まれています。

ア．加工用米
増加傾向18県/前年並み3県/減少傾向23県
イ．新市場開拓用米（輸出用米等）
増加傾向24県/前年並み5県/減少傾向10県
ウ．米粉用米
増加傾向27県/前年並み9県/減少傾向9県
エ．飼料用米
増加傾向45県/前年並み3県1県（※2022年7月28日修正）/減少傾向0県
オ．WCS用稲（稲発行粗飼料用稲）
増加傾向42県/前年並み3県/減少傾向0県
カ．麦
増加傾向26県/前年並み6県/減少傾向13県
キ．大豆
増加傾向31県/前年並み4県/減少傾向10県
ク．備蓄米
増加傾向6県/前年並み18県/減少傾向9県

3.地域農業再生協議会別の作付意向（令和4年6月末時点）

地域農業再生協議会別の作付意向の詳細については、以下をご覧ください。

ア.北海道（https://www.maff.go.jp/hokkaido/syokuryo/jyukyu.html）
イ.東北ブロック（https://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/komeseisaku/sakutuke_doko.html）
（青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県）
ウ.関東ブロック（https://www.maff.go.jp/kanto/syokuryou/komeseisaku/sakudou.html）
（茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県・静岡県）
エ.北陸ブロック（https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/kaikaku/sakudou.html）
（新潟県・富山県・石川県・福井県）
オ.東海ブロック（https://www.maff.go.jp/tokai/seisan/shinko/kome/sakutsuke/index.html）
（岐阜県・愛知県・三重県）
カ.近畿ブロック（https://www.maff.go.jp/kinki/seisan/nousan/inemugi/sakutukedoko/sakutuke_doko.html）
（滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県）
キ.中国四国ブロック（https://www.maff.go.jp/chushi/kome/saku_dou.html）
（鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県）
ク.九州ブロック（https://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/komeseisaku/komeseisaku.html）
（福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県）
ケ.沖縄県（外部リンク）（http://www.ogb.go.jp/nousui/nouchiku/6610/6613/006614/sakudou）

添付資料

令和4年産米等の作付意向について（第3回中間的取組状況（令和4年6月末時点））(PDF : 210KB)