プレスリリース
「第8回インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定し、表彰式を開催します。
農林水産省では、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省とともに、社会資本のメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を「インフラメンテナンス大賞」として表彰しています。この度、「第8回インフラメンテナンス大賞」の農林水産大臣賞等の受賞者が決定しましたので、発表します。なお、農林水産大臣賞の表彰式は令和7年1月16日(木曜日)、特別賞及び優秀賞の表彰式は令和7年1月27日(月曜日)に開催する予定です。
1.インフラメンテナンス大賞とは
「インフラメンテナンス大賞」は、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下、「インフラメンテナンス」という)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を推進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施しています。
2.応募状況及び審査結果
第8回となる今回は、令和6年5月10日から同年7月12日まで募集したところ、302件の応募(うち農林水産省の分野(農業農村、林野、水産基盤等)に係る応募は76件)がありました。有識者による選考委員会(委員長:家田仁政策研究大学院大学特別教授)の審査を経て、次のとおり農林水産大臣賞3件、特別賞1件、優秀賞6件を決定しました。なお、全受賞案件については添付資料のとおりです。
<農林水産大臣賞>
部門※ | 分野 | 応募者(代表企業・団体名) | 応募案件名 |
ア | 農業農村 | 筑後川下流域農業開発事業促進協議会 | CAPS(先行排水情報共有システム)の導入によるクリーク先行排水の広域化促進 |
イ | 農業農村 | 香川用水土地改良区 | 地域住民と一体となった農業水利施設の維持管理 |
ウ | 水産基盤等 | 大石建設株式会社 | サブマリンクリーナー工法による水質環境に配慮した係留施設や水域施設のメンテナンス |
<特別賞>
部門※ | 分野 | 応募者(代表企業・団体名) | 応募案件名 |
ウ | 農業農村 | 大分県土地改良事業団体連合会 | 新技術(ドローン)を活用した農業水利施設の管理省力化検討 |
<優秀賞>
部門※ | 分野 | 応募者(代表企業・団体名) | 応募案件名 |
ア | 農業農村 | 赤城西麓土地改良区 | ボールポイントロッドとマーカーロケーティングシステムを活用したバルブの操作性向上の取組 |
ア | 農業農村 | 各務用水土地改良区 | 土地改良区インフラメンテナンス15年の模索と挑戦 |
イ | 農業農村 | 滋賀県土地改良事業団体連合会 | 農業用ため池の適正な管理と保全に向けたサポート体制の構築 |
イ | 農業農村 | 寺谷用水土地改良区 | 430年にわたり「寺谷用水」を維持管理してきた農民共同体「井組」の歴史と未来への継承 |
イ | 農業農村 | 宮川用水土地改良区 | インフラメンテナンスを人的資本経営で向上(人材戦略マネジメントからインフラメンテナンスへ) |
イ | 水産基盤等 | 一般社団法人 漁港漁場新技術研究会 衛生管理研究部会 | 荷さばき所の機能保全点検マニュアルの作成及びLCC低減に資する製品の開発 |
※ア:メンテナンス実施現場における工夫部門、イ:メンテナンスを支える活動部門、ウ:技術開発部門
3.表彰式の開催について
農林水産大臣賞表彰式
日時:令和7年1月16日(木曜日)14時00分から15時00分
場所:首相官邸2階大ホール
特別賞、優秀賞表彰式
日時:令和7年1月27日(月曜日)13時00分から14時00分
場所:中央合同庁舎3号館(国土交通省)10階共用会議室
報道機関の方の取材については、以下URL(国土交通省のホームページ)を御参照ください。
添付資料
お問合せ先
農村振興局整備部設計課計画調整室
担当者:松原、西島
代表:03-3502-8111(内線5536)
ダイヤルイン:03-3501-3749
林野庁森林整備部計画課施工企画調整室
担当者:金子、小田切
代表:03-3502-8111(内線6147)
ダイヤルイン:03-3502-6882
水産庁漁港漁場整備部事業課
担当者:田村、大橋
代表:03-3502-8111(内線6880)
ダイヤルイン:03-6744-2390