野菜・花き等の融雪出水期の備え
情報収集
- 最新の積雪状況、なだれ注意報、融雪注意報等の気象情報を常にチェックしましょう。
融雪期の対策
- (野菜)
- 育苗床の設置は、日照や風向に考慮しましょう。
- 融雪が遅れる地域では、融雪促進剤の散布や除雪を行い、適期な育苗に務めましょう。
- 融雪が遅れる作付け地では、除雪、融雪促進剤の散布により融雪を促進し、ほ場内からの排水を行い、湿害の防止に努めましょう。 (花き)
- 積雪期間が長くなると、冬春期花きの生育遅延が生じやすく、芝生では雪腐病が発生しやすくなります。必要に応じて融雪促進剤の散布により融雪を促進し、ほ場内から排水しましょう。 (てん菜・ばれいしょ)
- 融雪の状況を注視し、融雪促進剤の散布により融雪を促進し、ほ場内からの排水により、湿害の防止に努めましょう。 (なたね)
- 積雪期間が長くなると、雪腐病が生じやすくなります。融雪促進剤の散布により融雪を促進し、ほ場内からの排水により、湿害の防止に努めましょう。
高温傾向に伴う栽培管理等対策
- (野菜)
- 軟弱徒長とならないよう、追肥量の節減など適正な肥培管理を行いましょう。
- 育苗中の密植を避け、不良苗の発生を防ぎ健全苗の育成に努めましょう。
- 害虫(コナジラミ類、アザミウマ類、ハダニ類等)の早期発見、防除に努めましょう。
- 罹病した株の除去等ほ場の衛生管理に努めましょう。
- 急激な冷え込みが予想される場合は、トンネル、寒冷紗、不織布の被覆により凍霜害の被害回避を図りましょう。 (花き)
- 露地花きは、高温により春期の晩霜害が発生しやすくなります。耐寒性の弱い品目は、トンネル、寒冷紗、不織布等による被覆を行いましょう。
- 病害虫の発生予察やほ場の観察により発生動向の把握に努めましょう。
- 特に過湿状態の施設では、病害(うどんこ病、灰色かび病等)の発生が増加するため、施設の換気と早期防除に努めましょう。
- 病害虫(アブラムシ、ハダニ類等)の早期発見、防除に努めましょう。
損害の補償
- 自然災害に備え、収入保険に加入しましょう。
- 詳しくはお近くの農業共済組合等にお問合せください。
関連情報(リンク)
- 現在発表されている注意報の情報はこちら(気象庁HP)(外部リンク)
- 融雪に対する被害防止の詳細はこちら(PDF:446KB)
- 農業経営の収入保険はこちら
- 収入保険・農業共済の相談窓口(各都道府県農業共済組合)はこちら
- 収入保険の説明動画(しゅうほちゃんの!7分で分かる!収入保険のポイント!)(外部リンク))
お問合せ先
(野菜)
生産局園芸作物課
担当者:岸本、後藤
代表:03-3502-8111(内線4821)
ダイヤルイン:03-6738-7423
FAX番号:03-3502-0889
(花き)
生産局園芸作物課
担当者:松井、長谷川
代表:03-3502-8111(内線4827)
ダイヤルイン:03-6738-6162
FAX番号:03-3502-0889
(てん菜、ばれいしょ、なたね)
政策統括官付地域作物課
担当者:石原、髙橋
代表:03-3502-8111(内線4841)
ダイヤルイン:03-6744-2115