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農林水産省

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更新日:令和6年7月24日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第125号)(令和6年7月24日)

【本号のトピックス】

(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
(2)米政策等に関する情報
食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について
令和6年度 病害虫発生予報第5号(水稲特集)を発表しました
水稲の高温対策について
「みどりの食料システム戦略」技術カタログVer.4.0を公表しました
(3)米の消費に関する情報等
テレビアニメ「天穂のサクナヒメ」×農林水産省 コラボ企画特設ページを開設しました
消費者の部屋において「農林水産省×サクナヒメ!~日本の稲作を知ろう~」コラボ展示を開催します
(4)補助事業に関する情報
ニーズに基づく播種前契約のための取組を支援します
「雇用就農資金」令和6年度第2回目の募集を開始します(令和6年10月事業開始分)


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

価格
(1)令和5年産米の相対取引価格(令和6年6月)は、全銘柄平均で15,865円/玄米60kg(対前月差+268円)です。出回りの9月からの令和5年産平均価格は15,307円(対前年産+1,463円)です。
(2)令和6年5月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、2,122円(対前月差+39円、対前年同月差+232円)です。
上記の価格はいずれも税込価格

販売動向
(1)令和5年産米の全国の集荷数量(令和6年5月末)は256.2万トン(対前年同月差▲12.9万トン)、契約数量は245.6万トン(同▲8.7万トン)、販売数量は164.7万トン(同+13.1万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和6年5月)の対前年同月比は105%(対令和元年同月比では108%。以下カッコ内は同様)です。うち小売事業者向けが106%(114%)、中食・外食事業者等向けが103%(102%)です。販売価格の対前年同月比は、小売事業者向けが112.7%、中食・外食事業者等向けが113.7%です。

民間在庫
令和6年5月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差▲40万ト ンの145万トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差 ▲38万トンの112万トン、販売段階で▲3万トンの34万トンとなっています。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和6年7月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

(2) 米政策等に関する情報

食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について

農林水産省では、7月30日(火曜日)15時~17時に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催します。議題は(1)米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定について、(2)その他となります。
本会議はWeb会議システムTeamsでの傍聴を受け付けております。傍聴を希望される方は、下記の傍聴申込フォームから、7月29日(月曜日)12時までに御氏名(ふりがな)、御連絡先(電話番号、メールアドレス)、勤務先所属団体名等を記入の上、お申し込みください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/pr/event/kaigi.release.html#0730
(傍聴申込フォームはこちら)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/nousan/kikaku/content/20240730.html

令和6年度 病害虫発生予報第5号(水稲特集)を発表しました

農林水産省は、向こう1か月の主要な病害虫の発生予察情報(発生予報)をとりまとめた「令和6年度 病害虫発生予報第5号(水稲特集)」(7月24日(水曜日)付け)を発表しました。
斑点米カメムシ類の発生が、東北、関東、北陸、東海、近畿、四国、中国及び南九州の一部の地域で多くなると予想されています。
また、斑点米だけでなく、不稔被害も引き起こすイネカメムシについては、一部の地域では、例年と比較し、発生がやや早く、発生量が多いとの報告があり、注意報が発表されています。本虫は、他の主要な斑点米カメムシ類と異なり、穂揃い期以降のみではなく、出穂期から防除することが重要です。
トビイロウンカは、一部の地域で飛来が確認されています。本虫の飛来時期が年々早まっている傾向にあり、本年も例年に比べ早期の飛来が確認されていること及び飛来量も多い状況にあることから、本虫による被害を例年以上に警戒する必要があります。
都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、ほ場での発生状況を確認しながら、適時・適切な病害虫防除を実施してください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html

水稲の高温対策について

既に出穂期を迎えている産地もありますが、出穂期が高温となると不稔や白未熟粒の増加といった品質低下を引き起こします。出穂後の通水管理、収穫前の早期落水防止等の水管理を徹底するようにしましょう。また、高温下では肥料切れを起こしやすいため、葉色を見ながら生育診断を必ず行い、適期に適量の穂肥の施用を行うようにしましょう。
高温によって登熟期間が短縮し、収穫適期が通常より早まる可能性があるため、出穂期以降の積算気温や籾の状態に十分注意し、刈り遅れとならないよう品種・地帯毎の収穫適期を判定し、適期収穫に努めるようお願いします。
(詳しくはこちら)
農業技術の基本指針(87~88ページをご覧ください。)
基本指針(PDF : 677KB)

「みどりの食料システム戦略」技術カタログVer.4.0を公表しました

農林水産省では、みどりの食料システム戦略の実現に貢献する技術をとりまとめ、「みどりの食料システム戦略」技術カタログとして公表しています。今般、令和6年6月に最新版の「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.4.0)を公表しました。
Ver.4.0では、従来の国研と公設試験場に加えて、民間企業や大学による研究成果を対象として水稲関連も含む48件の「現在普及可能な技術」及び64件の「みどり認定を受けた基盤確立事業」を追加し、合計409件の技術を掲載しています。
広く関係者の皆様に有用な新技術を知っていただくとともに、各地域の状況に適した技術の導入をご検討いただければ幸いです。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html#contents

(3) 米の消費に関する情報等

テレビアニメ「天穂のサクナヒメ」×農林水産省 コラボ企画特設ページを開設しました

農林水産省は、多くの皆様に食や農林水産業について興味や関心を持っていただくため、テレビアニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボします。その一環として、特設ページを開設しました。今後順次情報公開していきますので、是非ご覧ください!
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/pr/social_media/sakuna.html

消費者の部屋において「農林水産省×サクナヒメ!~日本の稲作を知ろう~」コラボ展示を開催します

農林水産省北別館1階にある「消費者の部屋」において、8月5日~9日の一週間、現在放映中のTVアニメ「天穂のサクナヒメ」とのコラボ展示を行います。
アニメに登場する農機具や、わら道具の展示とともに稲作の一年をご紹介。また、田畑に使われてきた肥料のサンプルや、身近で販売されているお米・米粉の商品サンプルを展示いたします。さらに、8月7、8日はこども霞が関デーとして、お子様向けに、ミニ脱穀体験と米粉を使った実験のワークショップを実施します。
日本の稲作について楽しく学べる機会です。御来省お待ちしております!
(詳しくはこちら)
消費者の部屋について
https://www.maff.go.jp/j/heya/tenzi/
こども霞が関デーについて
https://www.maff.go.jp/j/kids/experience/k_d/r06_outline.html

(4) 補助事業に関する情報

ニーズに基づく播種前契約のための取組を支援します

米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち、業務用米、新市場開拓用米等の安定取引拡大支援(ニーズに基づく播種前契約のための取組)について、事業実施主体である全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)による公募が開始されました。
産地と結びついた播種前契約の拡大・深化に取り組む卸・中食・外食事業者等が行う播種前契約の拡大・深化のための取組を支援します。
公募期間:令和6年7月23日(火曜日)~8月23日(金曜日)17時
(詳しくはこちら)
https://www.zenbeihan.com/kobo/((外部リンク)

「雇用就農資金」令和6年度第2回目の募集を開始します(令和6年10月事業開始分)

農林水産省では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等に対して資金を交付(60万円×4年間等)しています(雇用就農資金)。
この度、事業実施主体である一般社団法人全国農業会議所(全国新規就農相談センター)において、令和6年度第2回目の募集を開始します。
(詳しくはこちら)
https://www.be-farmer.jp/farmer/employment_fund/original/(外部リンク)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961

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