「きものの日」シンポジウム2023

1.概要
農林水産省では、令和5年11月21日(火曜日)に和文化・産業連携振興協議会と共催で、和装文化を支える国内蚕糸・絹業の振興に資するよう「『きものの日』シンポジウム2023」を開催しました。
蚕糸業は、日本の近代化を支えた産業であるとともに、和装や絹製品をはじめとする日本の「和」の文化を支えてきた伝統産業です。
近年では、養蚕農家の高齢化などにより、農家数、繭・生糸の生産量ともに減少していますが、国産繭・生糸の希少性を活かした純国産絹製品づくりや需要喚起に向けたイベントの開催など、蚕糸・絹文化の継承・発展が図られています。
本シンポジウムでは、和装文化を支える蚕糸業・絹業への理解を深めるため、国内蚕糸・絹業の関係者などから、着物の魅力やその生産に対する想い、着物の未来についてお話ししていただきました。
1.基調講演
「和装文化の継承に向けて~学生の取組にみるきものの未来~」
近藤尚子氏(文化学園大学教授)
<講演の様子(近藤氏)>
2.事例紹介
「街コラボの進化系~『日本橋』×『東京キモノショー』その設計のナカミ~」
髙橋和江氏(たかはしきもの工房代表)
細野美也子氏(月刊アレコレ編集長)
→動画URL(外部リンク)
<事例紹介の様子(左:髙橋氏、右:細野氏)>
3.対談
「きものが人生を明るくする」
近藤サト氏(フリーアナウンサー)
仙波徹(農林水産省農産局地域対策官)
→動画URL(外部リンク)
<対談の様子(左:仙波地域対策官、右:近藤サト氏)>
4.パネルディスカッション
「作り手との語らい~川上と川下を繋ぐ“糸”~」
長田誠一氏(八王子長田養蚕)
髙橋耕一氏(株式会社宮坂製糸所代表取締役)
柳晋哉氏(柳染織工房)
近藤サト氏(フリーアナウンサー)
- 養蚕の紹介→動画URL(外部リンク)
- 出演者自己紹介
・長田氏→動画URL(外部リンク)
・髙橋氏→動画URL(外部リンク)
・柳氏→動画URL(外部リンク)
- ディスカッション
・前半→動画URL(外部リンク)
・後半→動画URL(外部リンク)
<パネルディスカッションの様子(左:仙波地域対策官、中央:近藤サト氏、右:柳氏)>
<パネルディスカッションの様子(左:髙橋氏、右:長田氏)>
(参考)展示の様子
登壇者・関係団体にご協力いただき、会場には絹製品をはじめとした和文化に関する展示を行いました。
2.添付資料、その他
お問合せ先
農産局果樹・茶グループ
担当者:地域作物第2班(三村、土屋、高良)
代表:03-3502-8111(内線4996)
ダイヤルイン:03-6744-2512