新たな被害防止対策手法に関する調査事例

令和元年度鳥獣被害対策基盤支援事業のうち対策手法確立調査・実証事業では、高齢化等を背景とする鳥獣被害対策の担い手不足に悩む地域や効率的な捕獲が進まない地域、捕獲した鳥獣の処理に困っている地域などの課題解消を目的に、
(ア)若者や女性、ジビエハンター等新たな捕獲の担い手の取組事例、
(イ)有識者の助言等により、野生鳥獣の目撃や被害等の情報の地図化とともに体制や対策の見直しを進めた事例、
(ウ)農協等が中心となって複数市町村が広域連携して被害対策に取り組む事例、
(エ)捕獲した鳥獣の効果的処理（減容化など）の事例について、調査項目ごとに全国3カ所以上で対策の実施体制、効果の検証等の調査を行いました。

調査に当たっては、今後の対策強化において、被害防止の効果が高くコスト低減が図れ、取り組みやすいものを基本に、専門家5名から構成される鳥獣被害対策手法検討委員会で選定しました。

事業実施主体：一般社団法人鳥獣管理技術協会 http://www.jwms.or.jp/index.html[外部リンク]

若者や女性、ジビエハンター等新たな捕獲の担い手の取組事例

• 鳥獣対策推進のための地域住民の理解醸成の取組（静岡県     浜松地域鳥獣被害対策協議会）
  【概要版】(PDF : 362KB)    【全体版】(PDF : 719KB)
   
• 鳥獣捕獲を通じて都市と農村をつなぐ女性ハンター（京都府     林 利栄子氏）
  【概要版】(PDF : 399KB)    【全体版】(PDF : 1,366KB)
   
• 県域の若手農家ネットワークを生かした鳥獣被害対策（熊本県     くまもと☆農家ハンター）
  【概要版】(PDF : 343KB)    【全体版】(PDF : 2,466KB)
   

有識者の助言等により、野生鳥獣の目撃や被害等の情報の地図化とともに体制や対策の見直しを進めた事例

• 地域住民による「地域捕獲団体」体制によるイノシシ対策（茨城県     笠間市）
  【概要版】(PDF : 343KB)    【全体版】(PDF : 1,133KB)
   
• 効果的な鳥獣被害対策と担当者の負担軽減のための市の体制づくり（埼玉県     飯能市）
  【概要版】(PDF : 289KB)    【全体版】(PDF : 468KB)
   
• GIS利用による鳥獣被害対策情報の地図化と情報共有の取組と課題（島根県     中山間地域研究センター）
  【概要版】(PDF : 344KB)    【全体版】(PDF : 1,175KB)
   

農協等が中心となって複数市町村が広域連携して被害対策に取り組む事例

• 鳥獣被害対策におけるJAの支援（千葉県     富里市）
  【概要版】(PDF : 697KB)    【全体版】(PDF : 1,149KB)
   
• 行政（市）・JA・民間の連携による鳥獣被害対策の情報発信の取組（山梨県）
  【概要版】(PDF : 395KB)    【全体版】(PDF : 1,068KB)
   
• 「みさと町」の名前で県を越えた連携で促進する鳥獣被害対策（三重県     津市美里町）
  【概要版】(PDF : 651KB)    【全体版】(PDF : 2,172KB)
   

捕獲した鳥獣の効果的処理（減容化など）の事例

• 微生物分解減容化処理施設導入による有害鳥獣の処理負担軽減（宮城県     村田町）
  【概要版】(PDF : 753KB)    【全体版】(PDF : 1,758KB)
   
• 捕獲個体利活用による鳥獣被害対策費用軽減の取組（長野県     小諸市）
  【概要版】(PDF : 480KB)    【全体版】(PDF : 788KB)
   
• 動物飼育施設と連携による食肉処理施設の残渣（活用困難部位）の有効活用（大分県     宇佐ジビエファクトリー）
  【概要版】(PDF : 542KB)    【全体版】(PDF : 1,901KB)