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野菜について|フェアプライスプロジェクト

野菜野菜

野菜

ダイコン、ニンジン、トマト、ジャガイモなどの野菜を育てるには肥料が必要です。ロシアやベラルーシは、肥料原料(塩化加里)の主要な産出国ですが、ウクライナ情勢によってその供給が滞り、昨年度、肥料原料の国際価格が上昇しました。
またビニールハウスの温度管理のためのエネルギーや産地から消費地までの輸送費用の高騰などが重なっているため、これまでどおりの価格で販売をつづけると、野菜の生産者とそのまわりの人たちの生活が立ち行かなくなり、国産野菜の供給を続けることが困難になります。これからも、わたしたちの食卓に安定的に国産野菜を届けてもらうために、野菜の価格設定について考える必要があるのではないでしょうか。

※動画はYouTubeに外部リンクします

  • 収穫した野菜
  • とうもろこし
  • トマト
  • ビニールハウスの外観

もやし

もやしは工場で栽培するため、季節の変化や気候の影響を受けずに生産することができ、全国的に、比較的安定した価格で手に入れることができます。
しかし、工場での栽培には、温度を一定に保つための冷暖房等に燃料や電気を使用します。今、エネルギーコストはウクライナ情勢の影響等で大幅に値上がりしており、もやしの生産費が大きく上昇しています。
また、もやしの原料である緑豆、ブラックマッペ、大豆は、そのほとんどを輸入していますが、国際的な取引価格が急騰しており、原料調達のコストが大幅に増加しています。
このため、これまでどおりの価格で販売を続けると、もやしの生産が続けられなくなってしまう可能性があります。これからも、わたしたちの食卓においしくて良質なもやしを届けてもらうためには、生産費等の増加分を考慮した適正な価格での販売を進める必要があるのではないでしょうか。

※動画はYouTubeに外部リンクします

  • 原料の緑豆
  • 栽培の様子①
  • 栽培の様子②
  • 製造の様子
  • 理事長の写真

学べるアニメ

※動画はYouTubeに外部リンクします

  • 当サイト「フェアプライスプロジェクト」は令和4年度円滑な価格転嫁に向けた消費者理解醸成対策委託事業のうち広報事業で作成したものです。