第12回(令和3年度)ゴールド賞受賞者
音羽 和紀
オトワレストラン
栃木県宇都宮市
フランス料理
- 環境に配慮した「伊達鶏」の開発、廃熱活用の鰻養殖やマンゴー栽培等、農に付加価値を与える取組を生産者と協働して行う。
- 孤食や食品が簡単に入手できるようになったことなど環境の変化を受け、子供の「食」が貧しくなるのではという危機感から、地元の小学校で親子料理教室や親向けの講話を行う。また調理実習や自店舗でのテーブルマナー体験により、子供に味覚や食体験の授業を長年行う。
中道 博
レストラン モリエール
北海道札幌市
フランス料理
- 日本各地で北海道の特産品やその土地の食材をテーマに、食材の良さを引き出す手法や地域の食材の魅力を発見・発信する方法についての講演を定期的に実施する。
- 企業と協働し、奈良県の社員食堂をリニューアルすることで福利厚生の向上に繋がるプロジェクトを行う。社員食堂で使われる食材は、北海道の生産者から直接仕入れたものを使用することで北海道食材の県外発信に繋げると共に、継続して使用することで生産地域の収益の安定化に貢献。
森 義文
レストラン カハラ
大阪府大阪市
その他
- 地元のなにわ伝統野菜など在来作物を長年使用する。最近では、若手生産者が地元の伝統野菜に目を向けて生産している現状を知り、「彼らを応援することが地方の第一次産業の継続・活性化に繋がる」と考え、自店でお客様に紹介する等、料理人だけでなく小規模若手生産者の育成や協働にも力を入れる。
- 自身の店舗が都会にあるという点を活かし、地産地消だけでなく地方の野菜も広く知ってもらおうと、青森や山梨、埼玉など離れた地域で出会った伝統野菜も生産者との直接の繋がりの中で旬のものを仕入れ、積極的に紹介している。
お問合せ先
新事業・食品産業部外食・食文化課
代表:03-3502-8111(内線4352)
ダイヤルイン:03-6744-7177