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農林水産省

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第14回(令和5年度)ブロンズ賞受賞者

木村 藍

Cheval de hyotan
東京都豊島区
フランス料理
川副藍

  • 定休日には、畑の草刈り、川の投網、山の漁への同行、田植えと稲刈り、タコつぼ漁や伊勢海老漁の手伝いなど、生産者の仕事を見聞きし、直接食材を仕入れる。風土や歴史、気候、土、食材の生い立ちを含め理解することで、料理やプレゼンテーションを通して”文化を食べる”ことを伝えている。
  • コラボレーションイベントでいすみ市の食材にフューチャーする機会を設け、またその際に生産者を招待することで、地元の方々がいすみ市を誇りに思えるようなムーヴメントを作り出している。

木村 英明

よし町
茨城県土浦市
日本料理
木村英明

  • 今まで未活用だった茨城県内のジビエ(鴨・猪など)を茨城県と連携を行い、流通にのせる仕組みを構築した。
  • 霞ヶ浦の生産者とともに、2013年より湖の魚の保護活動および、未活用魚の新しい利用方法を考えるプロジェクトを立ち上げた。
  • 在来種のレンコンの保存のために生産者と連携し、新しい調理法の提案などを行い、種の保存の活動を行っている。

菰田 欣也

4000 Chinese Restaurant
東京都港区
中国料理
菰田欣也

  • 1年に1度は畑に出向くなど、生産者と定期的に意見交換を行うことにより、料理を通して生産者の思いをお客様(食べ手)へつなぐことでいい循環を作っている。
  • 出荷できない牡蠣を原料とする化学調味料不使用にこだわったオイスターソースの開発により、牡蠣のロス削減に寄与している。

滝本 将博

La Biographie...
京都府京都市
フランス料理 
滝本将博

  • 京都に育った自らのアイデンティティをフランスで培った料理の技術と表現に投影。料理の技術だけでなく、地産地消という行動が料理文化を支え、かつその土地を支える事だと考え、生まれ故郷である京都において実現している。
  • 京都静原の根セロリ・京都大原の平飼有精卵・京都姫牛・若狭湾水揚げの魚を積極的に使用。直接生産者にも出向き、生産物の理解を深めると共に生産者達との信頼関係も築き続けている。

田邉 真宏

ヒカリヤニシ
長野県松本市
フランス料理
田邉真宏

  • 料理を通じて地元の食材や食文化を発信し、松本や長野県を訪れる人々が増えたことで、生産者はプライドを持って生産できるようになった。また、取引量の増加によって伝統野菜や地域の食材の生産活動が活発になり、第一次産業の活性化に貢献している。
  • 長野県野菜花き試験場と協力し茎レタス「長・野54号」等の品種改良に携わる。松本一本ねぎをはじめ、県内のさまざまな農産物を活用したレシピ開発で食材の魅力を引き出し、その普及に取り組んできた。2015から2017年には「信州6次産業化プランナー」として市田柿や天龍村のていざなすなどを用いて各地域の特産品製造にも積極的に協力をし、料理を通じて伝統野菜など地域の食材の普及や農業振興にも貢献した。

豊島 雅也

TOYOSHIMA
山梨県南都留郡
フランス料理
豊島雅也

  • 「鹿肉、猪肉を魅力的な食材として活用することで、捕獲・消費の促進に貢献したい」と考え、狩猟の現場に出向き、地元猟師から直に教えを受けてメニューを開発。猟師や処理施設、山梨県内飲食店を巻き込み、山梨県の行政とも共同でジビエの利活用率向上に取り組む。
  • 2022年には富士山麓ガストロノミーをうたい富士山麓周辺の食材を使用したことが評価され、レストランガイド『ゴ・エ・ミヨ2022』にてテロワール賞受賞。

中土 征爾

NAKADO
広島県広島市
フランス料理
中土征爾

  • 「鹿の舌」「ナマズ」などの販売先の見つからない、一般に魅力に乏しいとされる生産物を活用した魅力的なメニュー作りに取り組み、取引の継続・伸張により生産者の所得向上・地域活性化に貢献した。
  • 故郷の過疎地で、農薬を使いチンゲンサイやスーパーマーケット用ベビーリーフを栽培していた若者農家に助言をして、味と栽培法にこだわった高級レストラン用の盛り付け用マイクロリーフを共同開発。高級レストランの調理法に適した作物を導入した事が農家の転機となり、所得は大きく向上。雇用も拡大され、農家は広島県商工労働局から表彰された。

村山 優輔

レストラン パ・マル
山形県山形市
フランス料理
村山優輔

  • 地元酒蔵の酒粕、地元果物ジュースの搾りかす、米ぬか、ブランド牛の牛糞等をブレンドし発酵させた肥料を作って野菜を作ったり酒米を作ってお酒に仕上げたりと地域で資源を循環させた持続的な取り組みを行っている。
  • 多種多様の品質のよい地元の農作物や豊富な資源、土壌を活かして山形の可能性を広げている。若手の生産者を増やし育成のプロセスを構築するとともに、地元の飲食店でも国外の農作物に頼らず安全で新鮮な農作物を幅広く扱っている。

お問合せ先

新事業・食品産業部外食・食文化課

代表:03-3502-8111(内線4352)
ダイヤルイン:03-6744-7177