令和元年度リスク管理検討会(第2回)議事概要
日時
令和元年11月6日(水曜日)13時30分~15時50分
場所
中央合同庁舎第4号館12階共用会議室1219-1221号室
出席者
メンバー(敬称略)莇祥子、伊賀由則、上原健一郎、廣田浩子
議題関係者(敬称略): 西中隆道、三浦尚之
農林水産省関係者
各議事の概要
1.議題と主なご意見(●:メンバーのご意見)
(1) 鶏肉中のカンピロバクター汚染低減に向けた取組の進捗状況について(議事1)
- ●生に近い鶏肉を食べる習慣のある地域では、生産段階も含めた総合的な対策が重要。
(2) ノロウイルスの汚染低減防止に向けた今後の取組について(議事2)
- ●平常時の水準を知る調査は非常に重要。農水省のカキのノロウイルス対策もここまでたどり着いたかという思い。さらに取組を進めてほしい。
- ●生産段階でカキが汚染されてしまうとその後の対策は非常に困難。三重県が実施している感染性胃腸炎の流行、海水温等の情報発信を参考にし、生産段階での汚染を総合的に判断して情報化するような取組が重要。
- ●農林水産省の生産段階での対策だけでなく厚生労働省の感染症対策や二次・三次汚染対策もリスコミで扱ってほしい。
(3) 野菜の衛生管理指針の改訂について(議事3)
- ●水については対策が強化された印象。農業に使う水には、灌漑水だけでなく、農具を洗う水など種々あるので、現場での実施を配慮して対策する必要がある。
- ●培養によらない微生物簡易迅速検査キットがあれば、農家が使いやすいので、開発を進め、広く紹介すべき。
(4) その他(化学物質の経口摂取量推定ガイドラインについて)(議事4)
- ●食品製造会社にとっても有用な内容であり、関係する企業に知らせたい。
- ●消費者も勉強会を開催したいので、説明に来てほしい。
2.次回リスク管理検討会について(令和2年1月~2月頃を予定)
- 食品中の微生物に関する以下の議題について意見交換を予定
平成31年度(令和元年度)サーベイランス・モニタリングの実施状況
令和2年度サーベイランス・モニタリング年次計画
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
担当者:リスク管理企画班
代表:03-3502-8111(内線4459)
ダイヤルイン:03-3502-7674