3 調査結果の詳細 (3. 共食の状況)
(1)家族と一緒に食べる頻度
家族と同居している人に、家族と一緒に朝食と夕食を食べる頻度について聞いた。
朝食を家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が48.1%、「週に4~5日」と回答した人の割合が5.7%、「週に2~3日」と回答した人の割合が11.0%、「週に1日程度」と回答した人の割合が7.8%、「ほとんどない」と回答した人の割合が26.1%となっている。
夕食を家族と一緒に食べる頻度について、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が68.7%、「週に4~5日」と回答した人の割合が11.6%、「週に2~3日」と回答した人の割合が10.5%、「週に1日程度」と回答した人の割合が2.7%、「ほとんどない」と回答した人の割合が5.2%となっている。(図3 - 1)
家族と一緒に朝食を食べることについて、性別にみると、「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高く、「ほとんどない」と回答した人の割合は男性で高い。
若い世代(20~39歳)では、「ほとんどない」と回答した人の割合が高い。(図3-1-1)
家族と一緒に夕食を食べることについて、性別にみると、「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高い。
若い世代(20~39歳)では、「ほとんど毎日」と回答した人の割合が低い。(図3-1-2)
(2)地域等での共食に対する意識
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策が十分にとられているという前提で、地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば、参加したいと思うか聞いたところ、『そう思う』と回答した人の割合が36.9%(「とてもそう思う」8.6%+「そう思う」28.3%)、「どちらともいえない」と回答した人の割合が25.9%、『そう思わない』と回答した人の割合が34.6%(「あまりそう思わない」23.8%+「まったくそう思わない」10.8%)となっている。(図3 - 2)
地域等での共食に参加したいかについて、性別にみると、『そう思わない』と回答した人の割合は男性で高い。
性・年齢別にみると、『そう思う』と回答した人の割合は女性の40歳代で高い。(図3-2-1)
(3)地域等での共食経験
地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば、参加したいと思うかについて、「とてもそう思う」または「そう思う」と回答した人に、過去1年間の参加経験を聞いたところ、「参加した」と回答した人の割合が57.8%、「参加していない」と回答した人の割合が41.6%となっている。(図3 - 3)
過去1年間の地域等での共食経験について、性別にみると、「参加した」と回答した人の割合は男性で高く、「参加していない」と回答した人の割合は女性で高くなっている。(図3-3-1)
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課
担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)