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農林水産省

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2 調査結果の概要

  • 食育という『言葉を知っていた』人の割合は83.8%だった。食育という『言葉を知っていた』人にどこで知ったか聞いたところ、「テレビ」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 食育への関心度について『関心がある』人の割合は78.1%だった。関心がない人にその理由を聞いたところ、「食事や食生活への関心はあるが、食費を安くすることの方が重要だから」を挙げた人の割合が最も高かった。今後1年間食育として実践したいこととして、「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 健全な食生活を実践することを『心掛けている』人の割合は74.4%で、「主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上ある」が「ほぼ毎日」の人の割合は38.2%だった。「主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上ある」が「週に4~5日」、「週に2~3日」、「ほとんどない」人に、3つそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ、「手間がかからないこと」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • ふだん朝食を「ほとんど毎日食べる」人の割合は78.6%だった。ふだん朝食を「週に4~5日食べる」、「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」人に、朝食を食べるために必要なことを聞いたところ、「朝、食欲があること」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 健全な食生活を送るために必要な食品の選択や調理の知識について『あると思う』人の割合は70.6%だった。

 

  • 普段の食事の準備について、「ほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」人の割合は28.8%だった。「自分で食事を準備していない」人に普段の食事について聞いたところ、「自分以外(家族)がほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 食品や料理を選択する際に重視することについて「おいしいこと」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 過去1年間に経済的理由で家族が必要とする食料を購入できないことがあった人は11.5%で、そのうちフードバンクを「利用したことがある」人は5.7%、こども食堂など無料又は低価格で食事をとることができる場所を「利用したことがある」人は2.6%だった。

 

  • 現在の食生活について、『あてはまる』人の割合が最も高かったのは「家では、食事が楽しく心地良い」で、『あてはまらない』人の割合が最も高かったのは「家では、家族と一緒に料理している」だった。

 

  • 家族と同居している人が、家族と一緒に食べる頻度について、朝食は「ほとんど毎日」の人の割合が43.8%であるのに対し、夕食は「ほとんど毎日」の人の割合が63.1%で、夕食の方が一緒に食べる割合は高かった。

 

  • 地域や所属コミュニティ(職場等を含む)での食事会等の機会があれば『参加したい』と思う人の割合は30.2%で、そのうち過去1年間に「参加した」人の割合は62.8%だった。

 

  • 生活習慣病の予防や改善のために、ふだんから適正体重の維持や減塩などに気をつけた食生活を『実践している』人の割合は63.1%だった。ふだんゆっくりよく噛んで食べているかどうかについて、『ゆっくりよく噛んで食べている』人の割合は47.9%だった。

 

  • 小学生のころ、中学生のころの食生活では、「家では、1日三食いずれも決まった時間に食事をとっていた」を挙げた人の割合が最も高く、16~18歳のころの食生活では「家では、「いただきます」、「ごちそうさま」のあいさつをしていた」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 食育の推進に関わるボランティア活動に「参加している」人は1.3%だった。「以前参加したことがあるが、現在は参加していない」、「これまでに参加したことはない」人に参加していない理由を聞いたところ、「活動の存在を知らなかったから」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 郷土料理や伝統料理など、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味、食べ方・作法などの食文化を受け継ぐことは『大切だと思う』人の割合は86.9%だった。食文化を「受け継いでいる」人の割合は65.4%で、そのうち地域や次世代に「伝えている」人の割合は68.4%だった。いわゆる郷土料理や伝統料理を『月に1回以上』食べている人の割合は54.5%だった。

 

  • 家族の中で農林漁業体験に参加した人が「いる」人の割合は63.2%だった。農林漁業体験に参加して変化したこととして、「自然の恩恵や生産者への感謝を感じられるようになった」を挙げた人の割合が最も高かった。家族の中で農林漁業体験に参加した人が「いない」人に、どのような工夫があれば参加したいと思うか聞いたところ、「収穫物の調理体験ができること」を挙げた人の割合が最も高かった。

 

  • 日頃から環境に配慮した農林水産物・食品(農薬や化学肥料に頼らず生産された有機農産物や、過剰包装でなくごみが少ない商品など、環境への負荷をなるべく低減した農林水産物・食品)を選んでいるか聞いたところ、『選んでいる』人の割合は60.2%だった。『選んでいる』人にどのようなものを選んでいるか聞いたところ、「国産のもの」を挙げた人の割合が82.7%で最も高かった。

 

  • 産地や生産者を意識した農林水産物・食品を『選んでいる』人の割合は67.4%だった。

 

  • 食品の安全性に関する基礎的な知識が『あると思う』人の割合は74.4%、安全な食生活を送ることについて『判断している』人の割合は76.4%だった。

 

  • 「食事バランスガイド」を『認知している』人の割合は63.9%で、「食事バランスガイド」を「内容を含めて知っている」人のうち、『参考にしている』と回答した人の割合は90.5%だった。

 

    • 「日本型食生活」を『実践している』人の割合は70.9%だった。食生活のうちごはんを『1日1食以上』食べている人の割合は93.2%だった。

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消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)