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農林水産省

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3 若い世代に対する食育推進


若い世代は、食に関する知識や意識、実践状況等の面で他の世代より課題が多く、こうした若い世代が食育に関する知識を深め、意識を高め、心身の健康を増進する健全な食生活を実践することができるように食育を推進することが必要です。

また、厚生労働省の平成27(2015)年「国民健康・栄養調査」においては、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日に2回以上食べることが「ほとんど毎日」の者の割合は、男女ともに若い世代ほど低い傾向にあることが分かりました。また、外食及び持ち帰りの弁当・総菜を定期的に利用している者の割合は、男女とも20歳代で最も高いことに加えて、外食及び持ち帰りの弁当・総菜を定期的に利用している者は、ほとんど利用していない者より、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の頻度が低い傾向が見られたことから、若い世代の主食・主菜・副菜に関する理解を促進し、並びに外食や中食を利用する機会を通して栄養バランスのとれた食事を入手しやすい環境づくりを進める必要があります。また、引き続き子供の頃からの健康な食習慣、運動習慣の定着に向けて、総合的な施策を推進していく予定です。

このほか、農林水産省では、平成28(2016)年7~9月にテレビ放映されたアニメーションとのタイアップにより、若い世代の視聴者層に向け、共食の楽しさや大切さについて情報発信をしました(コラム:アニメーション「甘々(あまあま)と稲妻(いなずま)」とのタイアップによる若い世代に向けた情報発信 参照)。



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消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)
ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974