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農林水産省

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第6節 関連情報の収集と発信


農林水産省では、地域の食文化の保護・継承を進めるため、ホームページ等を通じて地域の食材を使った料理や地域における食文化継承に向けた取組事例等について情報発信を行っています。また、平成28(2016)年度は、全国各地で実践されている地域の伝統的な食文化等の保護・継承に関する取組を取りまとめた事例集を作成し、食育関係者等に配布するとともに、ホームページを通じて発信しました。

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/culture/attach/pdf/index-4.pdf

コラム:「つくるって、たのしい たべるって、おいしい」
映画「いただきます みそをつくるこどもたち」とのタイアップ

農林水産省では、「食育保育園」として知られる高取保育園(福岡市)を一年間にわたり撮影したドキュメンタリー映画「いただきます みそをつくるこどもたち」とタイアップを行いました。上映に当たり、農林水産省のメッセージ「つくるって、たのしい たべるって、おいしい」を入れたタイアップチラシを地方農政局等を通じて配布することにより、映画の周知を行うとともに、体験や実践を通じた子供たちへの食育の大切さを発信しました。

本映画は、「食育」という概念がなかった時代から独自の試行錯誤を重ね、30年以上も前から玄米とみそ汁、納豆、季節の野菜という給食を実践する高取保育園を舞台に、園児たちが、みそづくりや、漬物・梅干づくり、食事の用意等を通じて「食がいのちを作ること」を学んでいく様子が撮影されています。玄米、みそ汁の伝統的な和食を残さず食べながら育っていく子供たちの様子を通じ、映画全体を通して「食べること」、「自分でつくること」の大切さが伝わってきます。

本映画は、上映を希望する人がDVDを借り、会場を決め、広報し、仲間を集めて見る「自主上映会」の形をとっており、また、「手作りみそワークショップ」や「親子料理講座」などの各種ワークショップと組み合わせることにより“体験する上映会”を目指しています。

食育基本法においても、子供たちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものであることがうたわれており、本映画が各地で上映されることを通じて、子供たちの生きる力をはぐくむ食育の環が広がっていくことが期待されます。

映画のポスター(農林水産省タイアップ版)

映画のポスター(農林水産省タイアップ版)



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ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974