1 第3次食育推進基本計画における位置付け
第3次基本計画では、「多様な暮らしに対応した食育の推進」を特に取り組むべき重点課題の一つとして定めています。
食育の取組は、日常生活の基盤である家庭において、確実に推進していくことが極めて重要です。しかし、我が国では、少子高齢化が進む中、世帯構造や社会環境も変化し、単独世帯やひとり親世帯が増えています。また、貧困の状況にある子供に対する支援が重要な課題になるなど、家庭生活の状況が多様化する中で、家庭や個人の努力のみでは、健全な食生活の実践につなげていくことが困難な状況も見受けられます。
こうした状況を踏まえ、地域や関係団体の連携・協働を図りつつ、子供や高齢者を含む全ての国民が健全で充実した食生活を実現できるよう、コミュニケーションや豊かな食体験にもつながる共食の機会の提供等を行う食育を推進することが求められています。
そこで、本特集では、多様な暮らしに対応した食育の推進について、食卓を囲み食事を共にすることに着目し、
- 日常生活の基盤である家庭において、家族と一緒に食べる食事
- 一日の全ての食事を一人で食べている「孤食」
- 地域等において、みんなで一緒に食べる食事
の状況や取組について、取り上げました。
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