家庭での食育の推進
子供の基本的な生活習慣

- 朝食を食べないことがある小学校6年生は4.6%、中学校3年生は6.9%
(出典:文部科学省「全国学力・学習状況調査」(令和元(2019)年度) - 毎日朝食を食べる子供ほど、学力調査の平均正答率が高い傾向
- 毎日朝食を食べる子供ほど、全国体力調査の体力合計点が高い傾向


「早寝早起き朝ごはん」全国協議会では、幼児期から「早寝早起き朝ごはん」を始めとした規則正しい生活習慣について楽しみながら理解し、実践してもらうことを目的として、平成30(2018)年度に作成した絵本「みんなで にっこり! あさごはん」に続いて、シリーズ第3弾となる絵本「わくわく げんきに あそぼう!」を作成


子供・若者や保護者に対する食育
- 厚生労働省では、平成31(2019)年に改定された「授乳・離乳の支援ガイド」の内容を踏まえ、一般向けに、授乳や離乳について分かりやすく記載したリーフレットを作成

授乳スタートガイド

離乳スタートガイド
[column]「健やか親子21(第2次)」の中間評価
- 「健やか親子21」は、20 世紀の母子保健の取組の成果を踏まえ、関係者、関係機関・団体が一体となって母子保健に関する取組を推進する国民運動計画
- 令和元(2019)年度は、「健やか親子21(第2次)」の中間評価を実施し、目標とする52指標のうち34指標が改善
- 一方、子供の健康や食生活に関しては、「朝食を欠食する子どもの割合」が策定時より悪化するなど、食生活等の生活習慣に関する課題が明らかに。

「健やか親子21(第2次)」イメージ図
もっと詳しく知りたいときは令和元年度「食育白書」P52、53

「“おとう飯”始めよう」キャンペーンロゴマーク
- 内閣府では、平成29(2017)年度から、子育て世代の男性の家事・育児等の中で、料理への参画促進を目的とした「“おとう飯”始めよう」キャンペーンを開始
- 令和元(2019)年9月からは、男性の料理参画を促進する「“おとう飯”語録」を発信
(事例)家族や友人と共(トモ)に食(ショク)事を ~トモショク Project~
[東京都]NPO法人ファザーリング・ジャパン
- NPO法人ファザーリング・ジャパンでは、令和元(2019)年6月にトモショクProjectを立ち上げ
- 家族や地域の人など、誰かと食事を共にする「共食(きょうしょく)」を「トモショク」と名付け、ワーク・ライフ・バランスの充実や働き方改革等につなげていくことを目指す。
- 企業で料理実演やワークショップ等を行い、実演した料理を自宅で作り撮影して、画像と感想を提出するよう呼びかけた結果、多くのフィードバックを得た。
- 学長名で「トモショク」に取り組む宣言を行った大学や「パパママスクール」の一環としてワークショップを開催する地方公共団体等、様々な主体による取組が進む。

トモショクProjectロゴマーク

フィードバックの一例
もっと詳しく知りたいときは令和元年度「食育白書」P58
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消費・安全局 消費者行政・食育課 食育計画班
電話:03-3502-8111(内線4578)
FAX:03-6744-1974