第1章 家庭における食育の推進
(子供の基本的な生活習慣の形成)

朝食を毎日食べる小学生の割合は86.7%、中学生の割合は82.3%。一方、欠食することがある小学生の割合は4.6%、中学生の割合は6.9%。
文部科学省では、2019年度、独立行政法人国立青少年教育振興機構と連携・協力し、「早寝早起き朝ごはん」推進校事業を全国12か所で実施。
事例:潮来(いたこ)二中 みんなで取り組む食育・生活習慣改善プロジェクト!
(平成30年度「早寝早起き朝ごはん」推進校事業)
茨城県潮来市(いたこし)立潮来(いたこ)第二中学校では、生徒一人一人が目標を持ち、食生活の改善や生活習慣の見直しを行えるよう、学校・家庭・地域の三者が連携し、地域全体で食育に取り組む。
生徒の実態に合わせたテーマの授業で朝食をとることの大切さを学習し、朝食を食べる生徒や朝食作りにチャレンジする生徒が増加。
(妊産婦や子育て世代等に対する食育の推進)
厚生労働省では、2019年に改定された「授乳・離乳の支援ガイド」の内容を踏まえ、一般向けに、授乳や離乳について分かりやすく記載したリーフレットを作成。
2019年度は、「健やか親子21(第2次)」の中間評価を実施。目標とする52指標のうち34指標が改善。
事例:家族や友人と共(トモ)に食(ショク)事を ~トモショク Project~

トモショク Projectのロゴマーク
NPO法人ファザーリング・ジャパンでは、2019年6月にトモショク Projectを立ち上げ。
家族や地域の人など、誰かと食事を共にする「共食」を「トモショク」と名付け、ワーク・ライフ・バランスの充実や働き方改革等につなげていくことを目指す。
学長名で「トモショク」に取り組む宣言を行った大学や「パパママスクール」の一環としてワークショップを開催する地方公共団体等、様々な主体による取組が進む。
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