特集2第4次食育推進基本計画の概要
1 第4次食育推進基本計画作成の経緯

2 第4次食育推進基本計画の構成と概要
高齢化が進行し、栄養バランスへの配慮の重要性が増す一方、食に関する国民の価値観や暮らしの在り方も多様化し、健全な食生活の実践が困難な場面も増加。伝統的な食文化が失われていくことも危惧。
食の供給面では、農林漁業者や農山漁村人口の高齢化・減少が進む中、食料自給率が低下している一方、食品ロスが発生している。また、地球規模の気候変動の影響が顕在化しており、食の在り方を考える上で環境問題を避けることはできなくなっている。
「SDGs(持続可能な開発目標)」においても、栄養改善や教育、持続可能な生産消費形態の確保などの食育に関係が深い目標があり、食育の推進はSDGsの達成にも寄与。
「新たな日常」に対応してデジタルツールやインターネット等を活用していくことが必要。
上記を踏まえ、以下の3つを重点事項とし、SDGsの観点から相互に連携して総合的に食育を推進。
<1>生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進
<2>持続可能な食を支える食育の推進
<3>「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進
推進する内容は、以下の通り。
1.家庭における食育の推進
2.学校、保育所等における食育の推進
3.地域における食育の推進
4.食育推進運動の展開
5.生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等
6.食文化の継承のための活動への支援等
7.食品の安全性、栄養その他の食生活に関する調査、研究、情報の提供及び国際交流の推進
2021年度からおおむね5年間を計画期間とする。

コラム:持続可能な食を支える環境の整備に向けた取組
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策方針として、2021年3月に「みどりの食料システム戦略」の中間取りまとめを決定。
みどりの食料システム戦略中間取りまとめ(概要)抜粋
食育に関しては、栄養バランスに優れた日本型食生活に関する食育、地産地消の推進、持続可能な地場産物や国産有機農産物等を学校給食に導入する取組の推進等を実施。
こうした動きを踏まえ、第4次食育推進基本計画では、「取り組むべき施策」として「環境と調和のとれた持続可能な食料生産とその消費にも配慮した食育の推進」を掲げる。
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