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WOAHが行う特定疾病のステータスの公式認定

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令和5年8月1日更新

担当:消費・安全局動物衛生課

WOAHが行う特定疾病のステータスの公式認定

WOAH が特定の疾病(口蹄疫、BSE、牛肺疫、アフリカ馬疫、豚熱及び小反芻獣疫)について、各国又はその一部地域の状況を評価するものです。

加盟国の申請に応じ、提出された資料を専門家(アドホックグループ及び科学委員会)が評価し、加盟国にコメントを求めた上で、総会で採択し、その国又はその一部地域にステータスの認定証が交付されます。ステータスの認定を得た国又は地域は、そのステータスの維持のため、毎年11 月にコードに規定されている条件を継続的に満たしている旨をWOAH事務局に連絡する必要があります。

第80回及び第81回総会において、ステータスの公式認定を行う疾病として新たにアフリカ馬疫(2012年5月)、豚熱及び小反芻獣疫(2013年5月)を各々追加することが決議されました。

WOAHコードでは、疾病のステータスによって、動物や動物製品について異なる貿易条件が規定されています。

 

ステータス評価の区分

口蹄疫

  • ワクチン非接種清浄国又は地域
  • ワクチン接種清浄国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

BSE

  • 無視できるリスク国又は地域
  • 管理されたリスク国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

牛肺疫

  • 清浄国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

アフリカ馬疫

  • 清浄国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

豚熱

  • 清浄国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

小反芻獣疫

  • 清浄国又は地域

現在のステータス(英文)[外部リンク]

日本のステータス

口蹄疫

1996年にWOAHが公式認定を開始した当時から「ワクチン非接種清浄国」に認定されています。2000年3月に口蹄疫が発生しましたが、2000年9月26日に「ワクチン非接種清浄国」に復帰しました。また、2010年4月の口蹄疫の発生により、一時期「ワクチン非接種清浄国」のステータスが停止されておりましたが、2011年2月に日本は「ワクチン非接種清浄国」に復帰しました。

BSE

2013年5月に「無視できるリスク国」に認定されました。 

アフリカ馬疫

2014年5月に「清浄国」に認定されました。

豚熱

2015年5月に「清浄国」に認定されました。
2015年にWOAHが公式認定を開始した当時から「清浄国」に認定されています。
2018年9月に豚熱が発生したことにより、我が国の豚熱の清浄国ステータスは一時停止され、2020年9月に消失しました。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295