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韓国

更新日:2023年12月20日 

韓国食品医薬品庁(KFDA・現 韓国食品医薬品安全省(MFDS))の調査研究によると、韓国人のトランス脂肪酸の平均摂取量は、下表のとおりとなっています。

世代 1日あたりのトランス脂肪酸平均摂取量(g) 1日の総摂取エネルギーに対するトランス脂肪酸からのエネルギー摂取比率(%)
子ども 0.36 0.11
若者(10代)
0.48 0.13
成人 0.18 0.064

KFDAは、この結果から、韓国におけるトランス脂肪酸摂取量は欧米と比べるととても少ないと推定されるとしました。それでもなお、KFDAは2007年12月1日から栄養表示の一部として、食品にトランス脂肪酸含有量の表示を義務づけました。その概要は次のとおりです。

 トランス脂肪酸の表示基準

  • トランス脂肪酸とは、トランス型の非共役型二重結合を1つ以上持つ全ての不飽和脂肪酸である。
  • トランス脂肪酸が1人前あたり0.5 g未満の場合には「0.5 g未満」、1人前あたり0.2 g未満の場合には「0 g」と表示できる。(食用油脂の場合には、100 gあたり2 g未満の場合には、「0 g」と表示できる。)
  • 食品100g当たり0.5g未満のときは、「低トランス脂肪酸」との強調表示ができる。

 食品表示基準 

MFDSは、食品表示基準において、原材料名表示欄の食用油脂に関する記載について以下の通り定めています。

  • 食用油脂は「食用油脂名」、「動物性油脂」、「植物性油脂(オリーブ油を除く)」と表示することができる。ただし、水素添加により硬化した食用油脂については、硬化油または部分硬化油であることを表示しなければならない。
    (例)植物性油脂(部分硬化油)または部分硬化大豆油など
    ― 引用:「韓国 食品などの表示基準(仮訳)『別紙1』表示事項別の細部表示基準」日本貿易振興機構(ジェトロ)

参考リンク

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当:化学物質管理班
代表:03-3502-8111(内線4453)

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