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農林水産省

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トマトキバガに関する情報


トマトキバガ(Tuta absoluta(Meyrick))は、南アメリカ原産の農業害虫で、トマト、馬鈴しょ、トウガラシ属等のナス科の茎葉や果実を加害すること、1年に複数の世代が発生し、繁殖力が高いこと、風に乗って長距離移動することが知られています。
日本では、海外における本種の分布拡大を踏まえ、国内への侵入を警戒しておりましたが、令和3年10月に初めて確認されました。
農林水産省では、関係機関と協力の上、侵入調査事業による本虫の発生状況の確認等を実施しています。

トマトキバガとは(PDF : 229KB)

防除対策

(1)施設栽培では、ハウスの開口部に0.4mm目合いの防虫ネットを設置する。
(2)トマトキバガに登録のある薬剤を使用する。なお、薬剤感受性の低下を防ぐため、系統が異なる農薬でローテーション散布を行う。
(3)被害葉、被害果実を発見した場合、土中に深く埋めるかビニール袋等に密封することで、成幼虫を死滅させたうえで、適切に処分する。

防除マニュアル

作成中のため、今後掲載予定。

防除に使用できる農薬一覧

トマトキバガの登録農薬一覧(PDF : 141KB)(令和7年3月時点)

その他

トマトキバガは人畜に無害であり、本虫が付着した植物を食べても人の健康を害することはありません。

お問合せ先

消費・安全局植物防疫課

担当者:国内防除第1班
代表:03-3502-8111(内線4564)
ダイヤルイン:03-3502-5976

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