ダイオキシン類について
ダイオキシン類の特徴
- 様々な製品の製造工程で意図せずにできるほか、火山の噴火や森林火災などでもできる
- また、絶縁油として使われていたPCBや過去に使用されていた一部の農薬の不純物にも含まれる
- 一度できると分解されにくい物質
- 水に溶けにくく、脂に溶けやすい性質
- 大気・排水 → 河川・湖沼・海 → 水中に底泥
- 食物連鎖等を通じて魚介類に蓄積
ダイオキシン類の毒性
- ダイオキシン類のうち一部の化合物は、「ヒトに対して発がん性あり」とされている
- 動物実験により、生殖発生毒性、発達毒性、発がん性、免疫毒性が認められている
- 我が国のダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)
4pg -TEQ/kg体重/日(胎児への影響から算出)
→ 一生涯にわたり毎日摂取し続けても健康影響が現われない指標
→ 一時的に多少超過しても健康を損なうものではない
日本人のダイオキシン類の摂取状況
- 食品から摂取されるダイオキシン類については、厚生労働省が調査を行い、結果を公表している
- この調査によれば、食品からのダイオキシン類の一日摂取量は、耐容一日摂取量(TDI)4pg -TEQ/kg体重/日より低いと報告されている
「食品中のダイオキシン対策について」(厚生労働省)[外部リンク]
(詳細につきましては、食品に関するリスクプロファイルシート(化学物質)「ダイオキシン類」を御参照下さい。)
解説
上記の概要などをわかりやすく解説している「魚介類のダイオキシン類の解説(第7版)」(PDF:918KB)をご参照ください。
お問合せ先
消費・安全局畜水産安全管理課水産安全室
ダイヤルイン:03-6744-2105
FAX:03-3502-8275