更新日:令和7年11月18日
担当:農林水産省
担当:農林水産省
家畜排せつ物管理方法等実態調査(令和6年8月1日現在)
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家畜排せつ物の処理方法は、乳用牛及び肉用牛は、ふん尿混合処理の「堆積型発酵」が主体 |
調査結果の概要
- 畜種別家畜排せつ物の混合・分離処理状況
家畜排せつ物の混合・分離処理の割合について畜種別にみると、乳用牛、肉用牛及び馬ではふん尿混合処理がそれぞれ76.7%、97.8%及び98.8%と高かった。一方、豚ではふん尿分離処理が75.8%と高くなっていた。
注釈- 堆積型発酵とは、堆肥盤や堆肥舎等に高さ1.5~2m程度で堆積し、時々切り返しながら数ヶ月かけて発酵させる処理をいう。強制発酵等の1次処理後に2次発酵させる場合も含む。
- 開放型強制発酵とは、開放型の堆肥化施設において、スクープ式、ロータリー式、スクリュー式又はクレーン式の攪拌装置や送風機等により機械攪拌や強制通気を行い、数日から数週間で発酵させる処理をいう。
- 密閉型強制発酵とは、密閉型堆肥化装置により強制通気や攪拌を行い、数日から数週間で発酵させる処理をいう。
- 畜種別家畜排せつ物の処理方法
(1)ふん尿混合処理を主体とする畜種における処理方法
ふん尿混合処理が主体である畜種におけるふん尿混合処理割合をみると、乳用牛、肉用牛及び馬では、堆積型発酵の割合が最も高く、それぞれ35.9%、60.2%及び50.2%であった。一方、採卵鶏では開放型強制発酵の割合が最も高く、40.8%であった。また、ブロイラーでは、焼却処理の割合が最も高く、44.4%であった。
(2)ふん尿分離処理を主体とする畜種における処理方法
ふん尿分離処理が主体である豚では、ふん尿分離処理後のふんにおいて、密閉型強制発酵の割合が最も高く、39.0%であった。また、ふん尿分離処理後の尿においては、浄化後放流の割合が76.5%と最も高く、浄化後農業利用と合わせた浄化処理全体の割合は81.7%であった。
- 畜種別家畜排せつ物の処理後の取扱い
家畜排せつ物の処理後の取扱いについては、いずれの処理方法でも、すべての畜種において農業利用されている割合が高かった。
- 畜種別メタン発酵消化液の取扱い
ふん尿混合処理後にメタン発酵した場合には、乳用牛、肉用牛及びブロイラーでは、メタン発酵消化液を浄化せずに農業利用する割合が高かった。一方、採卵鶏及び馬では、浄化後に農業利用した割合が100.0%となった。
また、豚では、ふん尿分離処理後の尿をメタン発酵した場合には、浄化後放流する割合が高かった。
- 経営形態別にみる家畜排せつ物の処理主体
全ての経営形態で経営内処理が最も多く、ブロイラー経営を除く経営形態では80.0%以上を占めている。一方、ブロイラー経営では、外部委託(産業廃棄物処理以外)及び産業廃棄物処理の割合が他の経営形態と比較して高い傾向にあり、経営内処理の割合は43.7%であった。
統計表、調査の概要〔e-Stat〕
調査結果の主な利活用
- 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)等に基づく温室効果ガスの排出と吸収の目録(インベントリ)に関する報告書の作成のための資料
お問合せ先
大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当:畜産・木材統計班
代表:03-3502-8111(内線3686)
ダイヤルイン:03-3502-5665
畜産局畜産振興課
担当:環境企画班
代表:03-3502-8111(内線4853)
ダイヤルイン:03-6744-7189




