令和6年農業経営体の経営収支
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全農業経営体平均の農業所得は168.6万円で、前年に比べ54.4万円増加 |
調査結果の概要
1 経営組織別にみた農業経営収支
(1)全農業経営体
全農業経営体(個人経営体及び法人経営体をいう。以下同じ。)における全営農類型平均の農業粗収益は1,369.9万円で、前年に比べて9.8%増加した。これは、作物収入や畜産収入等が増加したことによる。
一方、農業経営費は1,201.3万円で、前年に比べて6.0%増加した。これは、雇人費や荷造運賃手数料等が増加したことによる。
この結果、農業所得は168.6万円となり、前年に比べて47.6%増加した。


注釈
- 雇人費とは、従業員(常雇、臨時雇)及び農業に従事した有給役員に対する給料、賞与、福利厚生費をいう。ただし、個人経営における農業専従者に対する給与は含まない。
(2)主業経営体
主業経営体における全営農類型平均の農業粗収益は2,347.9万円で、前年に比べて7.5%増加した。
一方、農業経営費は1,853.7万円で、前年に比べて4.1%増加した。
この結果、農業所得は494.2万円となり、前年に比べて22.3%増加した。
[主業経営体とは、個人経営体のうち、農業所得が主で、自営農業に60日以上従事している65歳未満の者がいる経営体をいう。]


2 営農類型別にみた農業経営収支(全農業経営体・全国・1経営体当たり)














累年データ

関連データ


統計表〔Excel:e-Stat〕
調査の概要
調査結果の主な利活用
- 経営所得安定対策の資料のほか、各種政策の実施状況の把握や効果の検証等の資料として利用
お問合せ先
大臣官房統計部経営・構造統計課
担当:営農類型別経営統計班
代表:03-3502-8111(内線3636)
ダイヤルイン:03-6744-2043
担当:農業組織経営統計班
代表:03-3502-8111(内線3638)
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