このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー
更新日:令和7年7月25日
担当:農林水産省

畜産統計(令和7年2月1日現在)

- 乳用牛の1戸当たり飼養頭数は114.4頭で、前年に比べ4.1頭(3.7%)増加
    肉用牛の1戸当たり飼養頭数は76.3頭で、前年に比べ3.1頭(4.2%)増加 -

統計結果の概要

1. 乳用牛
飼養戸数は1万1,300戸で、前年に比べ600戸(5.0%)減少した。
飼養頭数は129万3,000頭で、前年に比べ2万頭(1.5%)減少した。
1戸当たり飼養頭数は114.4頭で、前年に比べ4.1頭(3.7%)増加した。

2. 肉用牛
飼養戸数は3万4,000戸で、前年に比べ2,500戸(6.8%)減少した。
飼養頭数は259万5,000頭で、前年に比べ7万7,000頭(2.9%)減少した。
1戸当たり飼養頭数は76.3頭で、前年に比べ3.1頭(4.2%)増加した。

図1、図2

注釈

  • 乳用牛及び肉用牛については、牛個体識別全国データベース、乳用牛群能力検定成績及び畜産統計調査(過去データ)の情報により集計する加工統計として取りまとめた。
  • 乳用牛及び肉用牛の区分は、品種(乳用種、肉用種及び交雑種)による区分ではなく、利用目的による区分としている。従って乳用牛とは搾乳を目的として飼養している牛をいい、肉用牛とは肉用を目的として飼養している牛をいう。
  • 令和7年は、2025年農林業センサス実施年のため、豚、採卵鶏及びブロイラーの調査は休止した。

累年データ

1 乳用牛の飼養戸数・頭数

2 肉用牛の飼養戸数・頭数

統計結果

  1. 乳用牛
    (1)乳用牛の全国の飼養戸数は1万1,300戸で、前年に比べ600戸(5.0%)減少した。
    飼養頭数は129万3,000頭で、前年に比べ2万頭(1.5%)減少した。
    1戸当たり飼養頭数は114.4頭で、前年に比べ4.1頭(3.7%)増加した。
    飼養頭数の内訳をみると、経産牛は82万100頭で、前年に比べ6,100頭(0.7%)減少した。また、未経産牛は47万2,800頭で、前年に比べ1万3,600頭(2.8%)減少した。

    表1 乳用牛の飼養戸数・頭数(全国)
    注:数値については、表示単位未満を四捨五入したため、合計値と内訳の計が一致しない場合がある。なお、四捨五入の方法については、以下のURLを参照(以下同じ。)。
    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan/gaiyou_tokei/index.html#8a

    (2)全国農業地域別にみると、乳用牛の飼養戸数は、沖縄で前年並みとなったが、それ以外の地域では前年に比べ減少した。飼養頭数は、前年に比べ全ての地域で減少した。
    なお、地域別の割合は、北海道が飼養戸数では44.0%、飼養頭数では63.2%となっている。

    表2 乳用牛の全国農業地域別飼養戸数・頭数

    (3)乳用牛の成畜飼養頭数規模別にみると、飼養戸数及び飼養頭数は、いずれも前年に比べ「80~99頭」及び「200頭以上」の階層で増加したが、これ以外の階層では減少した。
    なお、規模別の構成比は、「200頭以上」の階層が飼養戸数では6.3%、飼養頭数では32.9%となっている。

    表3 乳用牛の成畜飼養頭数規模別飼養戸数・頭数(全国)

  2. 肉用牛
    (1)肉用牛の全国の飼養戸数は3万4,000戸で、前年に比べ2,500戸(6.8%)減少した。
    飼養頭数は259万5,000頭で、前年に比べ7万7,000頭(2.9%)減少した。
    1戸当たり飼養頭数は76.3頭で、前年に比べ3.1頭(4.2%)増加した。
    飼養頭数の内訳をみると、肉用種は185万1,000頭で、前年に比べ4万6,000頭(2.4%)減少した。このうち、子取り用めす牛は61万1,400頭で、前年に比べ2万9,000頭(4.5%)減少し、肥育用牛は83万3,600頭で、前年に比べ8,000頭(1.0%)減少した。
    また、乳用種は74万3,800頭で、前年に比べ3万1,300頭(4.0%)減少した。このうち、ホルスタイン種他は18万4,400頭で、前年に比べ2万3,500頭(11.3%)減少し、交雑種は55万9,400頭で、前年に比べ7,800頭(1.4%)減少した。

    表4 肉用牛の飼養戸数・頭数(全国)

    (2)全国農業地域別にみると、肉用牛の飼養戸数及び飼養頭数は、いずれも前年に比べ全ての地域で減少した。
    なお、地域別の割合は、九州が飼養戸数では43.5%、飼養頭数では36.9%となっている。

    表5 肉用牛の全国農業地域別飼養戸数・頭数

    (3)肉用牛の総飼養頭数規模別にみると、飼養戸数は、前年に比べ「500頭以上」の階層で増加したが、これ以外の階層では減少した。飼養頭数は、前年に比べ全ての階層で減少した。
    なお、規模別の構成比は、「500頭以上」の階層が飼養戸数では2.3%、飼養頭数では45.1%となっている。

    表6 肉用牛の総飼養頭数規模別飼養戸数・頭数(全国)

統計表〔Excel:e-Stat〕

統計の概要

統計結果の主な利活用

  • 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針における飼養頭数目標の策定のための資料
  • 加工原料乳生産者補給金制度における限度数量の算定のための資料
  • 家畜改良増殖目標における増殖目標の算定のための資料
  • 食料需給表(飼料自給率)の作成のための資料

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課

担当:畜産・木材統計班
代表:03-3502-8111(内線3686)
ダイヤルイン:03-3502-5665