米穀の流通・消費等動態調査の概要
調査の目的
生産世帯及び消費世帯における米穀の消費状況を消費形態別(家庭食、家庭炊飯以外の米飯類)に把握し、食糧行政に必要な基礎資料を整備することを目的とする。
調査対象
次に掲げる世帯のうち、試験研究又はこれに準ずる目的のため生産を行う世帯を除いたものを対象としている。
1.米の消費動向等調査
(1)稲の延作付面積が10アール以上の農業経営を行う世帯((3)に該当する世帯を除く)
(2)(1)に規定する農業経営を行う農業生産法人の常時従事者たる構成員であって当該農業生産法人から自家飯用として消費する米穀を譲り受けるものの属する世帯((3)に該当する世帯を除く)
(3)(1)に規定する農業経営を行い、かつ、(2)の世帯
2.米の消費動向等調査(消費世帯)
1に規定する世帯以外の世帯
なお、調査対象数として1,690世帯、消費世帯が6,650世帯を設定している。
調査事項
1.生産世帯に対する調査事項
(1)家庭食消費量
ア 消費人数
イ 自家生産米を飯用としてとう精してできた数量
ウ 購入数量
エ 月初手持数量
オ 月末手持数量
(2)家庭炊飯以外の米飯回数
2.消費世帯に対する調査事項
(1)家庭食消費量
ア 消費人数
イ 購入数量
ウ 月初手持数量
エ 月末手持数量
(2)家庭炊飯以外の米飯回数
調査の時期
毎年4月1日から翌年3月31日までとし、毎月末に調査を行う
調査の方法
総合食料局食糧部計画課→地方農政事務所(地方農政局を含む)→調査対象の流れにより調査を行う。
具体的には、地方農政事務所等の職員が調査対象に調査票を配付し、自計申告調査の方法によって行い、地方農政事務所等の職員が回収する方法により行う。なお、郵送回収の協力が得られる調査対象については、郵送回収とする。
集計・推計方法
調査対象ごとの月間の調査結果を生産世帯と消費世帯ごとに整理集計し、それぞれの世帯ごとの集計値に当該世帯の世帯数を当該世帯の当月調査対象数で除した商を乗じてそれぞれの世帯ごとの推定値を算出し、これを合計して当該都道府県の推定結果に基づき、全国集計する。
用語の解説
1.生産調整方針
生産調整方針に従って米穀の生産を行う者に係る米穀の生産数量の目標の設定方針や生産数量目標を達成するためとるべき措置(天候その他の自然的条件の変化により生産数量目標を上回って生産された数量の米穀に係る措置を含む。)
2.生産世帯の規模階層
調査対象者の米の作付面積により、次のような規模階層を設定。
お問合せ先
政策統括官付農産企画課
担当者:米穀需給班
代表:03-3502-8111(内線4975)
ダイヤルイン:03-6738-8973