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しつもん

いかのスミとたこのスミの違(ちが)いについておしえてください。

質問者:小学生

こたえ

 いかのスミもたこのスミもおもに外敵(がいてき)から身を守るのに使われますが、スミの性質(せいしつ)の違いにより使い方が少し違います。
 いかのスミは、ねばっこいため、吐(は)いたスミが海中でいか自身(じしん)の大きさぐらいのかたまりになり、しばらくは散(ち)らないので、いか自身の替え玉(かえだま)として外敵の目をそらす効果(こうか)があります。
 一方、たこのスミは、いかのスミにくらべてそれほどねばっこくありません。吐いたスミは海中ですぐに広がるので、煙幕(えんまく)のように外敵の視界(しかい)をさえぎる効果があります。ただし、深海(しんかい)に住んでいるたこは、暗い海中ではスミを出しても効果が少ないので、はじめからスミをもっていません。
 従来(じゅうらい)いかのスミは、するめを作るときに廃棄物(はいきぶつ)として処理(しょり)されてきましたが、新たな用途(ようと)もできて活用(かつよう)されるようになりました。おなじみのいかスミ入りのスパゲッティやパエリアなど食材の一部として活用され、最近では、いかスミ入りのパン、ラーメン、クッキーなども売り出されているようです。
 たこのスミは、いかと違ってスミ袋が肝臓(かんぞう)に埋(う)まったように存在(そんざい)しており、簡単(かんたん)には取り出せないことなどから、ほとんど利用されていません。

 

平成14年10月にお答えしました。