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農林水産省

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家畜に使用する抗菌性物質について

更新日:令和元年7月1日

農林水産省が実施しているリスク管理措置  /  薬剤耐性菌のモニタリングと動物用抗菌剤の販売高  /  我が国の薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン  /  薬剤耐性対策の普及啓発  /  薬剤耐性菌に関する国際的な取組

新着情報

令和元年7月1日

普及啓発
第3回薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動表彰の募集開始についてNew

令和元年6月10日

慎重使用
牛乳房炎抗菌剤治療ガイドブックの掲載について

令和元年5月24日

管理措置
薬剤耐性リスク管理検討会について

平成30年12月4日

普及啓発
薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2018の掲載について

平成30年12月3日

普及啓発
薬剤耐性対策の今を知る会について

平成30年5月29日

普及啓発
薬剤耐性(AMR)対策の動画掲載について

平成30年5月28日

普及啓発
第2回薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動表彰の募集開始について

平成30年5月21日

管理措置
豚用ガミスロマシン製剤について
慎重使用
牛及び豚呼吸器病における抗菌剤治療ガイドブックについて

概要

  • 抗菌性物質は、疾病の治療を目的とした動物用医薬品や、飼料中の栄養成分の有効利用を目的とした飼料添加物として、家畜の健康を守り、安全な畜産物を安定的に生産するための重要な資材です。
  • しかし、家畜に抗菌性物質を使用すると、薬剤耐性菌が生き残って増えることがあり(薬剤耐性菌が選択される)、抗菌性物質の効きが悪くなることがあります。
  • また、食品などを介して薬剤耐性菌が人に伝播した場合、人の治療のために使用される抗菌性物質が十分に効かない可能性もあります。
  • このため、農林水産省では、薬剤耐性菌のリスクを低減していくため、畜産分野における抗菌性物質の適正使用の確保のためのリスク管理措置の徹底や、薬剤耐性菌のモニタリング調査などに取り組んでいます。
  • 2015年5月にWHOが薬剤耐性に関する国際行動計画(グローバルアクションプラン)を採択し、薬剤耐性に関して関連分野が連携して世界的に取り組むべきとされたことを踏まえ、2016年4月5日に我が国の行動計画(アクションプラン)が策定・公表されました。

農林水産省が実施しているリスク管理措置


農林水産省は、科学的知見に基づき、動物用抗菌性物質製剤(抗菌剤)と抗菌性飼料添加物についてリスク管理措置を実施しています。

 

リスク管理措置の概要

 

慎重使用に関する基本的な考え方

獣医師及び生産者を中心とした、抗菌剤を使用する際の「責任ある慎重使用」の徹底に関する基本的な考え方を公表しています。

畜産物生産における動物用抗菌性物質製剤の慎重使用に関する基本的な考え方について(PDF:301KB)(平成25年12月24日)

(獣医師や生産者向けのパンフレットはこちらをご覧下さい。)

 

抗菌剤の慎重使用に資するため、ガイドブックを作成しています。


BRDC_2ndcover.jpg




牛呼吸器病(BRDC)における
抗菌剤治療ガイドブック第二版
(PDF : 1,480KB)





PRDC_1stcover.jpg




豚呼吸器病(PRDC)における
抗菌剤治療ガイドブック
(PDF : 1,200KB)





Mastatis_cover.jpg
牛乳房炎抗菌剤治療ガイドブック(全体版)(PDF : 4,319KB)New

(分割版1:はじめに~牛乳房炎由来株に対する各薬剤の感受性成績と薬剤耐性菌の発生を低減すための抗菌剤使用の考え方)(PDF : 3,569KB)
(分割版2:本事業で検討したディスク法による薬剤感受性判定基準とその評価~おわりに)(PDF : 2,931KB)

 

家畜における抗菌性物質のリスク管理策定指針

農林水産省では、リスク管理措置を策定する上で必要となる指針を定め、これに基づいてリスク管理措置を策定、実施しています。

動物用抗菌性物質製剤

飼料添加物

 

食品安全委員会の評価結果等を踏まえて講じたリスク管理措置

食品安全委員会では、動物用抗菌性物質が家畜等に使用された場合に選択される薬剤耐性菌が、食品を介して人に健康上の影響を与える可能性及びその程度を評価しています。
その評価結果に基づき、農林水産省では、以下のリスク管理措置を講じています。

動物用抗菌性物質製剤すきを持ったおじさん

飼料添加物

 

薬剤耐性リスク管理検討会

  近年の国内外の情勢や現行の対策の有効性を確認し、新たな課題に対応した措置を、これまでの措置に加えて策定します。策定にあたり、畜水産安全管理課長が助言を求めることができるよう、関係分野の有識者で構成される「薬剤耐性リスク管理検討会」を設置しました。
  詳細についてはこちら

薬剤耐性菌のモニタリング と動物用抗菌剤の販売高


農林水産省では、家畜由来細菌における薬剤耐性のモニタリングと、動物用抗菌剤における販売高の調査を行っています。

薬剤耐性モニタリング

農林水産省では、1999年から、畜産分野における全国的な動向調査を実施し、薬剤耐性の状況を監視しています。

薬剤耐性(AMR)対策アクションプランに基づく取組として、ヒト・動物・食品・環境に関する薬剤耐性や抗菌剤の使用量の現状及び動向を統合的に把握し、施策の評価や検討に資するため、2017年から、薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書を公表しています。

動物用抗菌剤の販売高カンピロバクター

 

     

我が国の薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン


薬剤耐性は、人医療、動物その他の関係分野が連携して対応すべき課題であるため、アクションプランは関係省庁・関係機関が協働して集中的に取り組む対策を取りまとめています。

 

薬剤耐性対策の普及啓発


薬剤耐性(AMR)対策アクションプランでは、「普及啓発・教育」が対策の柱の一つとして掲げられています。
薬剤耐性に関する全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定しています。

薬剤耐性対策の今を知る会~世界の動き、日本の動き~

農林水産省は、平成30年12月2日(日曜日)に東京大学弥生講堂一条ホールにおいて「薬剤耐性対策の今を知る会~世界の動き、日本の動き~」を開催しました。

薬剤耐性対策の今を知る会~世界の動き、日本の動き~特設ページ

関連通知及びリーフレット

農林水産省では、アクションプランに沿った取り組みを推進するため、抗菌剤の慎重な使用のさらなる周知・徹底等を目的とした以下の通知を発出するとともに、リーフレットを作成しています。

生産者及び獣医師向けリーフレット

 

畜産関係者向けリーフレット及び愛玩動物医療関係者向けリーフレット

 

薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議

全国的な普及啓発活動を推進し、薬剤耐性に関する知識・理解を深めるため、「薬剤耐性(AMR)対策推進国民啓発会議」を開催しています。

薬剤耐性菌普及啓発動画New

「薬剤耐性に関する基礎的事項」、「抗菌剤の慎重使用の考え方」及び「薬剤感受性試験」に関する動画を作成しています。


薬剤耐性対策の動画について

薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰New

”Combat AMR”

内閣官房、文部科学省、厚生労働省及び農林水産省では、薬剤耐性(AMR)対策の普及啓発活動を広く募集し、優良事例を表彰することで、対策に係る自発的な活動を喚起奨励すること等により、AMR対策の全国的な広がりを促進することを目的として 「薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」を行っています 。

応募に関する詳細は以下のサイトをご覧ください。

第3回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰に係るご案内[外部リンク]

第3回薬剤耐性対策普及啓発活動表彰ポスター画像

第1回、第2回の様子は以下のサイトをご覧ください。

薬剤耐性菌に関する国際的な取組


OIEやWHOなどの国際機関においても薬剤耐性菌に関する様々な取組が行われています。

OIEにおける取組み

OIEは、薬剤耐性菌対策に関する陸生及び水生動物衛生規約を策定しています。

 

WHO国際行動計画

WHOは、2015年5月、薬剤耐性に関する国際行動計画を採択しました。薬剤耐性対策は、世界的に人医療、動物その他の関係分野が連携して対応する課題であるとされています。

 

 WHOは、行動計画を踏まえ、薬剤耐性菌に関する理解を深め、意識向上をはかるため、毎年11月の1週間を、World Antibiotic Awareness Weekとしています(2017年11月13日から19日まで)。

それに対応して、OIEにおいても動物分野での取組を行っています。

 

コーデックスのガイドライン等

Codexは、薬剤耐性菌の問題に対して、リスクアナリシスの考え方に基づいてリスク評価を行った上で、リスクの程度に応じたリスク管理措置を講じることが重要であるとしており、薬剤耐性対策に関する行動規範(Code of Practice)やガイドラインを定めています。

お問合せ先

消費・安全局 畜水産安全管理課

担当者:薬剤耐性対策班、飼料安全基準班
代表:03-3502-8111(内線4532)
ダイヤルイン:03-3502-8097