メロンを食べたら苦味を感じたが、どうしてですか。
回答
苦味成分の「ククルビタシン」によるものです。
メロンやキュウリなどのウリ科植物にククルビタシンは含まれていますが、
特に未熟果や収穫直後に多く含まれています。
また、メロンを食べて舌の先がピリピリした場合は、揮発性物質によるものです。
メロンは熟成過程で揮発性物質を生成するので、これが舌を刺激したと考えられます。
メロンなどに含まれているククルビタシンや揮発性物質は微量なので、
食べても衛生上の問題はありませんが、
普段とは違った強い苦味を感じた場合は、食べることはおすすめしません。
参考資料
「Q&A食品の不安解消の手引」ぎょうせい
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https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1106/01.html
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