寒さに強く、おいしい豆腐ができる大豆新品種「とよまどか」(十育258号)
ポイント
- ショ糖含量が高く、おいしい豆腐ができる。
- 「ユキホマレ」よりも豆腐として固まりやすい。
- 「ユキホマレ」よりも低温障害に強い。
- 「とよみづき」よりも倒れにくい。
とよまどかの草姿
(左)とよまどか、(中)とよみづき、(右)ユキホマレ
とよまどかの草姿は、とよみづき、ユキホマレと変わらない。
とよまどかは豆腐加工適性に優れる
とよまどかは、ユキホマレよりも豆腐破断応力が高い(豆腐として固まりやすい)、とよみづきよりもショ糖含量が高く、おいしい豆腐になることから豆腐加工適性に優れる。
とよまどかは倒伏しづらく、低温障害に強いので栽培しやすい
とよまどかは、とよみづきよりも倒伏しづらく、ユキホマレよりも低温障害(低温による裂開)が発生しない。
低温による裂開粒
左:とよまどか、右:ユキホマレ
低温に当たってもとよまどかは裂開していないが、ユキホマレは裂開している。
とよまどかの普及見込み面積
十育258号の普及見込み面積は、5000ha。
農林水産省のコメント
導入効果や普及の見通しが明らかであり、北海道は全国の大豆収穫量の4割を占め、広域性も有すると考えられることから、推進すべき成果と考える。
【政策統括官付穀物課】
成果に関するお問い合わせ先地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
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