このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

農業法人における従業員の人材育成・定着のためのガイドブック

ポイント

  • 従業員を雇用する際のポイントをわかりやすく記載したガイドブックである。
  • 従業員の職務などの違いに配慮した人材育成のポイントを提示している。
  • 従業員の定着を促すための職務満足度分析ツールについても紹介している。
  • 人材育成の取組事例、職務満足度分析ツールの使い方を解説したパンフレットを整備。

農業法人における従業員の人材育成ガイドブック

19-1


左:ガイドブック表紙、右:ガイドブックの構成

従業員を雇用する際に重要となる採用・育成・評価のポイントを掲載している。先進事例調査をもとに、従業員の労働安全に対応したリスクマネジメントなど、雇用する際に配慮すべき点について解説しており、従業員の人材育成、労働環境の改善に役立てることができる。

現場リーダーの育成のポイント

19-2

ガイドブックでは、従業員の職務(パート従業員、現場リーダー、経営幹部)に応じた人材育成や女性従業員の育成のポイントを掲載している。現場リーダーの育成の場合は、「従業員参加と情報共有の推進」など4つのポイントを推進することで、作業遂行マネジメント能力が向上し、作業時間の減少などの経営改善効果を得ることができる。

職務満足度分析ツールの紹介

19-3

分析ツールによる改善ポイントの視覚化(イメージ図)

ガイドブックでは、従業員の満足度を把握し、職場環境の改善につなげることができる職務満足度分析ツールについても紹介している。この分析ツールでは、職場内で優先的に改善すべき点を明示することができる。イメージ図のD.象限の項目は重要度が高いものの、従業員の満足度が低いため、優先的に改善すべき項目となる。

関連パンフレットにより人材育成事例、ツールの利用方法を解説

19-4

左:人材育成に関する先進事例を掲載したパンフレット、右:職務満足度分析ツールの利用方法を掲載したパンフレット

従業員の人材育成に関する先進事例、職務満足度分析ツールの利用方法については、別途、より詳しい情報をまとめたパンフレットを整備している。これらのパンフレットについても農研機構のホームページから取得することができる。

農林水産省のコメント

常雇いを導入した経営体は増加傾向にあり、農業法人における人材育成は重要な課題となっている。そのような中で、全国の農業法人に対して調査を実施し、パート従業員、環境リーダー、経営幹部など、立場ごとに人材育成のポイントをまとめたことは意義がある。今後、実際に農業現場へと広く普及するためには、わかりやすい周知のための資料等を用意することが有効ではないか。【経営局就農・女性課】

詳細情報

農業法人における従業員の人材育成ガイドブック【外部リンク】

農業法人における人材定着施策と改善ツール【外部リンク】

農業法人における人材育成のポイント-現場リーダーの作業遂行マネジメント能力育成に向けた取組-【外部リンク】

成果に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
中日本農業研究センター

ホームページ:
https://www.naro.go.jp/laboratory/carc/inquiry/


作目から農業技術を探す


top2022

お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室

担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3127)
ダイヤルイン:03-6744-0408
FAX番号:03-6744-0204