~放牧子牛の成長を見える化する~ 自動体重計測システム
- 放牧牛の体重を無人で計測することができます。
- 放牧地でもソーラーパネル電源で稼働できます。
- 日々の放牧牛の体重の推移を把握できます。
- 水飲み場が1か所とすることで、速やかに牛の馴致が可能です。実証地では2日程でほぼ全頭が学習し利用できています
- 発育状況に応じて配合飼料量の調節する等の飼養管理の高度化が可能です。
研究成果の紹介動画
研究の背景
家畜の飼養管理において体重把握は重要ですが、農家では体重計測はほとんど実施されていません。これは複数人で牛を集め、牛を一頭ずつ体重計枠にのせて、牛個体ごとに体重を計測・記帳する等の労力面の課題がありました。
そこで省力的に体重計測が可能なシステムとして、放牧牛用体重計測システムを開発しました。放牧牛の日々の体重を把握することで、補助飼料の給与量や草地の草の状態等を評価し、飼養管理の高度化が可能となります。
成果の紹介
詳細情報
電子タグを用いた放牧牛自動体重計測手法(日本草地学会誌. 印刷中)喜田環樹・中尾誠司・平野清・手島茂樹
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本研究は農研機構生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち人工知能未来農業創造プロジェクト)」の支援を受けて実施しました。
研究成果に関する問い合わせ先国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 |
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お問合せ先
大臣官房政策課技術政策室
担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3127)
ダイヤルイン:03-6744-0408