栄養満点の具だくさんおみそ汁
9月のテーマ
和ごはん×ヘルシー
自炊の機会が増えた昨今、レパートリー不足や栄養の偏り解消におすすめなのが「和ごはん」です。和食は時間や手間がかかると思われがちですが、実は簡単にできるレシピが数多くあります。食卓を豊かにする「和ごはん」を日々の献立に取り入れて、健康的な食生活を!
ヘルシー1栄養満点の具だくさんお味噌汁
いつものおみそ汁をよりヘルシーなものに変えてみませんか。料理研究家の牧野直子さんが、朝・昼・夜のシーン別に摂りたい栄養素を補うことができるレシピをご提案します。どのおみそ汁も、だし汁はお好みで。顆粒だしやだしパックを利用してもかまいません。
朝の腸活みそ汁
朝しっかり食物繊維を摂ることで、血糖値の上昇を緩やかにし、腸の働きを活性化。腸の善玉菌を増やし、便秘の予防や改善が期待できます。卵でたんぱく質を補うのもポイント!
調理時間約15分
材料2人分
しめじ | ・・・ | 小1パック |
---|---|---|
カットわかめ | ・・・ | 2グラム |
ごぼう | ・・・ | 10センチ |
小ネギ | ・・・ | 1本 |
だし汁 | ・・・ | 500㏄ |
みそ | ・・・ | 大さじ1強 |
卵 | ・・・ | 2個 |
作り方
- しめじは石づきをとってほぐす。ごぼうは皮をこそげ、縦半分に切ってから斜め薄切りにし水にさらす。小ネギは小口切りにする。
- 鍋にだし汁、ごぼうを入れて中火にかけ、沸騰したらフタをして弱火で3分くらい煮たら、しめじ、カットわかめを加え、わかめがもどったらみそを溶き入れる。
- 再び煮立ったら、卵を割り入れ、好みの固さまで煮て、仕上げに小ネギを加えて火をとめる。
昼の脳活性化クイックみそ汁
サバ缶を使って野菜と合わせれば、ひと鍋で調理でき、洗い物も少なく、在宅ランチ時間をゆっくり過ごすことができます。ごはんの糖質で、午後の仕事の能(脳)率もアップ!
調理時間約10分
材料2人分
サバ水煮缶 | ・・・ | 1缶(180~200グラム) |
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小松菜 | ・・・ | 2株 |
マイタケ | ・・・ | 1パック |
だし汁 | ・・・ | 500㏄ |
みそ | ・・・ | 大さじ1 |
七味唐辛子 | ・・・ | 適量 |
作り方
- 小松菜は長さ3~4センチに切り、マイタケはほぐしておく。
- 鍋にだし汁、サバ缶の汁を入れ、中火にかけ煮立ったら、小松菜、マイタケを加え、2分ほど煮る。
- サバ缶の身を大きくほぐして加え、さっと煮て、みそを溶き入れ、器に盛り、好みで七味唐辛子をふる。
明日に疲れを残さない疲労回復みそ汁
豚肉のビタミンB1は糖質の代謝に働き、体や脳にエネルギーを補います。ビタミンB1の働きを助ける長ネギ、クエン酸が含まれるトマトをプラスすれば疲労回復効果を促します。
調理時間約10分
材料2人分
豚こま切れ肉 | ・・・ | 100グラム |
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片栗粉 | ・・・ | 小さじ2 |
トマト | ・・・ | 大1個 |
長ネギ | ・・・ | 2分の1本 |
だし汁 | ・・・ | 500㏄ |
みそ | ・・・ | 大さじ1強 |
粉山椒 | ・・・ | 適量 |
作り方
- 豚肉は大きければ幅2~3センチに切り、片栗粉を薄くまぶす。トマトはくし形に切ってから横に半分に切る。長ネギは小口切りにする。
- 鍋にだし汁を入れて、中火にかけ煮立ったら、豚肉を少しずつほぐしながら加える。
- 豚肉の周囲が透き通り、肉の色が白っぽくなったらトマト、長ネギを加え、再び煮立ったら、みそを溶き入れて火をとめる。器に盛り、好みで粉山椒をふる。
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大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室
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