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10月のテーマ

和ごはん×SDGs

食料システムの視点でSDGsを考える「国連食料システムサミット(フードシステムサミット)」が、先月ニューヨークで開催されました。そこで今月のテーマは「SDGs/サステナブル」。お買い物やご家庭での調理の時に今すぐできる、地球にもお財布にもやさしい暮らし術をご紹介します。

SDGs1身近な一歩。サステナブルなお買い物術

10月は農林水産省、消費者庁、環境省が連携して推進する「食品ロス削減月間」です。身近なところからできるはじめの一歩として、陳列棚の手前から商品をとる「てまえどり」が呼びかけられています。

食品ロス削減につながる「てまえどり」

最近、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの棚から商品をとろうとして、「てまえどり」のポップ表示に気づいた人も多いのではないでしょうか。


なぜ「てまえどり」なのか?買ってすぐ食べる場合、手前にある商品、販売期限が近い商品を積極的に選ぶことで、廃棄による食品ロス削減につなげよう、という狙いがあるからです。
日本の食品ロスは年間約600万トン(平成30年度推計値)で、工場や店舗など事業者から発生するものと家庭から発生するものに分けられます。事業者による食品ロスを店舗側の努力だけで改善することには限界があり、消費者一人ひとりが意識を変えることで、事業者はもちろん、家庭からの食品ロス削減にもつながると期待されているのです。

一人ひとりの「はじめの一歩」が大切

SDGsやサステナブルと聞くと「国や大きな会社が取り組むもの」と思いがちですが、個人の毎日のお買い物の実践が、食品ロスやゴミの削減につながります。ひとつずつはごくごく小さな行為でも、それが地域社会に、国中に、そして世界中に広がれば、大きなうねりとなるはずです。
小さなはじめの一歩は、ほかにもあります。例えば、エコバッグを使う。調味料などは容器を持参し、量り売りで購入する。冷蔵庫を確認してから出かけ、必要なものだけを買う習慣をつける、など。どれも難しいことではなく、今日からはじめられるものばかり。
「てまえどり」に加え、こうした習慣を身につけるところから、サステナブルなお買い物をはじめてみてはいかがでしょう。

取材協力:農林水産省食品ロス・リサイクル対策室

お問合せ先

大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室

代表:03-3502-8111(内線3085)
ダイヤルイン:03-3502-5516