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お米のおいしさがアップする炊き方と保存法

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11月のテーマ

和ごはん×お米

11月24日の「和食の日」を含む11月は、官民協働の取り組みである「Let's!和ごはんプロジェクト」の集中活動月間「和ごはん月間」です。そこで今月は、和の主食のごはん(お米)に注目してみましょう。お米をおいしく食べるためのさまざまなアイデアを伝授します。

お米1お米のおいしさがアップする炊き方と保存法

日本のお米のおいしさについて、改めて説明する必要はないでしょう。でも、炊き方や保存の仕方で、本来のおいしさが半減しているとしたら……?炊き方と保存にひと工夫するだけで、お米の持つ味わいをギュッと閉じ込め、今よりもっとおいしくいただけるのです。

「研ぐ」ではなく「やさしく洗う」

炊き方のポイントは「計量」「洗米」「浸す」の3つ。
計量には1合カップ(180cc。概ね150g)を使い、カップですくい、盛り上がった部分は菜箸などで平らにします。トントン詰め込み・山盛り・少ないのはNG。
洗米は「研ぐ」のではなく、「やさしく洗う」のが正解。最初の水は吸収されやすいので、水を入れて軽くかきまわしたらすぐに捨てる。2回目以降は20回程度、やさしく軽く、シャカシャカかき回して、水ですすぐ。これを3回繰り返すのが基本です。

ふんわりふっくらの秘密は「ほぐし」にアリ

浸水は最低30分から60分程度。炊く水には浄水器の水が最適で(水道水でもOK)、軟水のミネラルウォーターを使うと、やや柔らかめの炊き上がりになることをお忘れなく。
炊けたごはんを、よりおいしくいただくために行いたいのが「ほぐし」。炊けたまま放置すると、下の粒が押しつぶされてしまうため、炊き上がったらすぐにしゃもじでほぐし、全体を空気にふれさせることで粒が立ち、ふんわりふっくら仕上がるのです。ぜひ試してみてください。


保存の工夫でおいしさが長持ち

また、お米は野菜と同じく生鮮食品であり、保存の仕方によっても味は変わります。
あまり知られていませんが、売られているお米の袋には、店頭に並べている間に封がやぶれないように、小さな穴が開けられています。お米はこの穴から呼吸し、外の湿気や臭いにふれ、味が落ちる原因となります。購入後はチャックで密閉できる食品保存袋に小分けして、冷蔵庫や野菜室で保管することをおすすめします。これだけで、おいしい状態を長持ちさせられるのです。
旨みたっぷりで、つややかなごはんをいただきましょう!

取材協力:全国米穀販売事業共済協同組合
              http://www.zenbeihan.com/ [外部リンク]

お問合せ先

大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室

代表:03-3502-8111(内線3085)
ダイヤルイン:03-3502-5516