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お米を丸ごと味わう「機能性米」のススメ

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11月のテーマ

和ごはん×お米

11月24日の「和食の日」を含む11月は、官民協働の取り組みである「Let's!和ごはんプロジェクト」の集中活動月間「和ごはん月間」です。そこで今月は、和の主食のごはん(お米)に注目してみましょう。お米をおいしく食べるためのさまざまなアイデアを伝授します。

お米3お米を丸ごと味わう「機能性米」のススメ

お米の消費量は減少傾向にあり、ピーク時に比べ、1人あたりの年間消費量は半分以下になっています。一方、2020年からのコロナ禍で、機能性米の販売は拡大傾向にあるといいます。理由として考えられるのは、生活様式の変化とともに「健康志向」がより高まったこと。元気に、健康的に過ごすために、機能性米に注目してみましょう。

栄養豊富、種類も豊富な機能性米

機能性米と聞いて、最初に思い浮かべる人が多いのは「玄米」。精米の課程で取り除かれる外皮(ぬか)、胚芽などをあえて残すことで、ビタミンやミネラル、食物繊維などがたっぷり含まれています。「雑穀米」も機能性米として人気で、ミネラル、食物繊維のほか、抗酸化作用で生活習慣病を抑制するといわれる、ポリフェノールも豊富。赤、黒、紫など、色味が特徴的で栄養価も高い「古代米」をご存知の人もいるでしょう。

カレーのごはんにするなど、食べ方に工夫を

健康志向の高い人から支持される機能性米ですが、「どう食べればいいか」で悩む人も多いようです。最初は、白米に混ぜて炊くことで、食感と味の変化を楽しむ。また、炊きあがりが白米よりパサパサするため、カレーのごはんにすれば食べやすくなるでしょう。
機能性米の人気の高まりと同時に商品化も進み、選択肢はどんどん増えています。


お米の健康パワーをそのまま味わう「胚芽精米」

「胚芽精米」は外皮を取り除くことで、一般的な玄米よりも食べやすく、消化されやすい特徴があります。高度な精米技術によって胚芽部分は80%以上残されるため、栄養素は豊富なままです。
炊飯器で手軽に炊くことができ、ふっくらした白米のおいしさを味わいながら、B1をはじめとするビタミン群など、栄養たっぷりのごはんライフが実現する「胚芽精米」。白米を中心にしながら、週に何回か取り入れるなどして、お米の健康パワーを存分にいただいてはどうでしょうか。

取材協力:全国米穀販売事業共済協同組合
              http://www.zenbeihan.com/ [外部リンク]

お問合せ先

大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室

代表:03-3502-8111(内線3085)
ダイヤルイン:03-3502-5516