このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

「日本食パターン」で健康的に過ごそう!

ナビゲーションボタン

Let’s 和ごはんプロジェクトメニュー

右矢印

1月のテーマ

和ごはん×健康

飲食の機会は増えながら、つい食べ過ぎたり睡眠が不足したり、生活習慣は不規則になりがちな年末年始。気づかないうち胃腸に負担がかかり、放っておくと体調を崩すきっかけにもなりかねません。今月のテーマは「健康」。胃腸がよろこぶ、健康的な「和ごはん」生活のポイントを紹介します。

健康2「日本食パターン」で健康的に過ごそう!

ヘルシーなイメージが強い日本食ですが、「客観的な裏付けはあるの?」と、疑問を抱く人がいるかもしれません。そこで、日本人の食習慣を長期間追跡した調査に注目。わたしたちが受け継いできた伝統的な食習慣は、健康面で理にかなうものだったようです。

「日本人の食習慣」のその後の健康影響に関する約19年に渡る調査

注目したのは、国立がん研究センターの「多目的コホート研究」。
食事を含む生活習慣・環境と生活習慣病の関連を明らかにする研究で、ある地域に住む人々を対象に追跡調査を行い、参加者の健康状態などを調べています。
今回の研究結果は、食事に関するアンケートから「日本食パターン」の度合いについて、8つの食品からなる「日本食インデックス」という指標を使用し点数化しました。
具体的には、「ごはん、みそ汁、海草、漬物、緑黄色野菜、魚介類、緑茶」の摂取が中央値より多い場合、「牛肉・豚肉」の摂取量では少ない場合にプラス1点としてスコア化し、合計点を4つのグループに分類し、死亡との関連を調査。
約19年にわたる調査から、「日本食パターン」のスコアが高いグループは、低いグループよりも死亡リスクが低下するという結果が得られました。

「日本食パターン」と死亡リスクとの関連

出典:国立研究開発法人国立がん研究センターによる「多目的コホート研究」(日本食パターンと死亡リスクとの関連

普段の食習慣が健康的な食生活に

また、各食品の摂取量を「多い・少ない」という2つのグループに分けて比較したところ、摂取量が多いグループの方が、海草で6%、漬物で5%、緑黄色野菜で6%、魚介類で3%、緑茶で11%、死亡リスクが低いことがわかったのです。
なぜ「日本食パターン」で死亡リスクが低下するのでしょうか。考えられるのは、「海草、漬物、緑黄色野菜、魚介類、緑茶」に含まれる、食物繊維、ポリフェノールやカテキンなどの抗酸化物質、カロテン、不飽和脂肪酸など、さまざまな栄養素の作用。
「日本食パターン」はこれらの食品をバランスよく食べることが基本であり、普段の習慣が、そのまま健康的な食生活になっていたのです。

バランスと緑茶を意識した「和ごはん」生活へ

日本食は塩分過多ともいわれますが、調査によると、「日本食パターン」のスコアが高いほどカリウム摂取量も多かったそうです。カリウムには食塩のナトリウムを体外に排出し、血圧上昇を抑える作用があります。つまり、塩分摂取量が多くても、「日本食パターン」は自然にカリウムの摂取量も多くなり、塩分の影響が打ち消されると考えられるそうです。
一汁三菜の基本バランスを意識して、緑茶を飲む。伝統的な食習慣が健康と深く結びついているのだと、この研究結果から想像できます。「和ごはん」生活を実践する、モチベーションになるのではないでしょうか。

お問合せ先

大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室

代表:03-3502-8111(内線3085)
ダイヤルイン:03-3502-5516