缶詰使い切り晩酌レシピ
3月のテーマ
和ごはん×保存食
昆布やかつお節などの乾物は、旨みをギュッと閉じ込めた日本の伝統的な保存食。日々の料理に使う野菜や肉類、魚介類も、保存の仕方次第で鮮度とおいしさを保つことができます。今月は「保存」をキーワードに、おいしくて、食品ロス削減にもつながるコツを伝授します。
保存食5缶詰使い切り晩酌レシピ
備蓄用にと思って買い込んだはいいものの、油断しているといつの間にか迫ってくる賞味期限。今回は、そんな缶詰を活用した、晩酌にもぴったりのお手軽レシピの提案です。この機会にレシピの幅を広げつつ、ローリングストックをしてみませんか。
サバ缶のアラ汁
サバ缶に凝縮された栄養素や旨みを生かしつつ、野菜をプラスしてビタミン類や食物繊維などのバランスを補うのがポイント。ネギとキャベツのほか、白菜や玉ねぎなどさまざまな野菜と相性が合うので、そのときにある余り野菜を使って、好みでアレンジを。

調理時間約10分
材料2人分
サバ水煮缶 | ・・・ | 1缶 |
---|---|---|
長ネギ | ・・・ | 2分の1本 |
キャベツ | ・・・ | 6分の1個 |
水 | ・・・ | 400cc |
みそ | ・・・ | 大さじ2 |
柚子の皮 | ・・・ | 少々(あれば) |
作り方
- 長ネギは2センチ幅に切り、キャベツは手で食べやすい大きさにちぎる。
- 鍋にキャベツと長ネギ、水を入れ、フタをして中火にかける。湯気が出てきたら弱火に落とし、5分蒸し煮する。
- サバ缶を汁ごと加え、再び煮立ったらみそを溶き入れ、3分煮る。火を止め、器に盛り付け、好みで柚子の皮を添える。
オイルサーディンと豆腐のペースト
パサつきがちなオイルサーディンを、豆腐と合わせることでしっとり食感のペーストに。クラッカーにのせてお酒のアテにするのはもちろん、食卓にもう1品ほしいときにサラダと合わせるなど、アレンジ幅のあるメニューです。

調理時間約5分(水切り時間は含まない)
材料2人分
オイルサーディン | ・・・ | 1缶 |
---|---|---|
絹ごし豆腐 | ・・・ | 150グラム(水切り前の状態の量) |
塩 | ・・・ | 小さじ4分の1 |
マヨネーズ | ・・・ | 大さじ1 |
クラッカー | ・・・ | 適量 |
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーで包み、皿などを重しにして水切りする。(15分程度が目安)
- ボウルにオイルサーディンを入れ、フォークなどでつぶす。水気を切った豆腐、塩、マヨネーズを加え、さらにつぶし混ぜる。器に盛り付け、クラッカーやトーストを添える。
豆とツナの和えもの
ツナ缶と大豆水煮缶を使った、缶詰×缶詰のお手軽メニュー。混ぜるだけの簡単調理なので、時短になるうえ、洗いものが少なくて済むのもポイントです。

調理時間約5分(戻し時間は含まない)
材料2人分
ツナ缶 | ・・・ | 1缶(約75グラム) |
---|---|---|
大豆水煮缶詰 | ・・・ | 1缶(汁を含む約180グラム) |
しょうゆ | ・・・ | 小さじ2 |
酢 | ・・・ | 小さじ2 |
砂糖 | ・・・ | 小さじ1 |
大葉 | ・・・ | 3~4枚 |
作り方
- ツナ缶は油を切り、大豆水煮缶は水気を切る。大葉は千切りにする。
- ボウルにツナ缶、大豆水煮を合わせ、しょうゆ、酢、砂糖で味を整える。器に盛り付け、大葉の千切りを添える。
お問合せ先
大臣官房新事業・食品産業部
外食・食文化課食文化室
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