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寒い日に食べたい牛乳レシピ

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和ごはん×牛乳レシピ

牛乳を使ったレシピをちょっと和風にアレンジした和洋食メニューと牛乳を使った伝統料理、「チッコ豆腐」をご紹介。栄養いっぱいの牛乳を美味しく食べて、寒い冬を吹き飛ばしましょう!

牛乳レシピ寒い日に食べたい牛乳レシピ

牛乳は各種の栄養素がバランスよく含まれる食品です。タンパク質やビタミンB2、B12、カルシウムが豊富で、温めても栄養はほとんど変化しません。牛乳を温めると表面に薄い膜ができます。これは脂肪とタンパク質が濃縮されて固まったものなので、取り除いてしまうと栄養が減ってしまいます。混ぜながら煮ると膜はできません。 冬の寒い日は、温かいごはんを食べれば体の芯まで温まって、一日の疲れも吹き飛びますね。とろみがあって熱いまま食べられる、牛乳たっぷりのグラタンやシチューには隠し味にみそを使いました。牛乳とみそはとても相性がよく、うまみとコクが相乗効果でアップします。 レシピでは甘みの強い白みそを使いました。赤みそを使うときは塩分が多いので量を調整しながら加えましょう。

みそ風味のグラタン

やさしい味のグラタンです。ホワイトソースのとろみを緩くすると、スープのようになります。分量などはいろいろ試してみましょう。ガーリックトーストを添えるとおいしさ倍増ですよ。

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調理時間約30分

材料(直径10cm×高さ5cmココット2個分)

じゃがいも ・・・ 1個
玉ねぎ ・・・ 4分の1個
マッシュルーム ・・・ 3個
かに(缶詰) ・・・ 55g
バター ・・・ 20g
ホワイトソース ・・・ 2カップ
白みそ ・・・ 大さじ2
トマトケチャップ ・・・ 大さじ2分の1
ローズマリー
(あれば)
・・・ 1枚
塩、こしょう、
ビザ用チーズ
・・・ 各適宜

作り方

下準備・オーブンは150℃に温めておく。

    • じゃがいもはよく洗い、芽があれば包丁で取り除く。水のついたままラップに包み、電子レンジ(600W)で3分加熱する.皮をむき、縦半分に切ってから5mm厚さに切る。玉ねぎはみじん切り、マッシュルームは薄切りにする。かには水きりをする。
    • フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒め、マッシュルームとかにを加えてさっと炒め合わせる。
    • ホワイトソースにトマトソースを入れて混ぜ、塩、こしょうで味をととのえる。
    • (3)に(2)を加えて混ぜ合わせる。 ※味が薄いときは、白みそを加えるか、塩で味をととのえる。赤みその場合は塩分が多いので量は少なめにしましょう。
    • 器にバターを塗り、底にじゃがいもを並べ、(4)を入れ、チーズを散らし、ローズマリーをのせる。250℃に温めたオーブンで10分ほど焦げ目がつくまで焼く。

みそ風味の魚介シチュー

大きくきった野菜と魚介類を組み合わせた、贅沢でこっくりしたシチューは、まろやかでやさしい味。隠し味に白みそを加えて、コクのある味わいにしました。寒い日のごちそうです。

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調理時間約30分

材料2~3人分

生鮭 ・・・ 2切れ
えび ・・・ 4尾
ほたて ・・・ 2個
玉ねぎ ・・・ 2分の1個
じゃがいも ・・・ 2個
にんじん ・・・ 2分の1本
しめじ ・・・ 1パック
ブロッコリー ・・・ 2分の1個
バター ・・・ 大さじ2
塩、こしょう ・・・ 各適宜
生クリーム ・・・ 2分の1カップ
・・・ 2カップ
4小麦粉 ・・・ 適宜
基本のホワイトソース ・・・ 1カップ
4白みそ ・・・ 大さじ2

作り方

  • 鮭は一口大に切り、塩、こしょうを振って小麦粉を薄くまぶし、バター大さじ2分の1で両面軽く焼く。
  • えびは殻をむいて背わたをとり、塩水(分量外)で洗って水けをきる。
  • えびとほたてに塩、こしょうを振って小麦粉を薄くまぶし、バター大さじ2分の1で両面軽く焼く。
  • 玉ねぎはくし形に切り、じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。にんじんは8mm厚さの輪切りにする。しめじは石づきをとってほぐす。ブロッコリーは小房に分けてさっとゆでておく。
  • 鍋に残りのバターを熱し、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、しめじの順に炒める。分量の水を加え、煮立ったら弱火で15分ほど煮る。
  • みそ、ホワイトソース、生クリーム、(1),(3),ブロッコリーを加えて混ぜ合わせ、煮立ち始めたら弱火にして4~5分煮る。塩、こしょうで味をととのえる。
    赤みその場合は塩分が多いので量は少なめにしましょう。

基本のホワイトソース


調理時間約20分

材料作りやすい分量

牛乳 ・・・ 500cc
無塩バター ・・・ 50g
強力粉 ・・・ 50g
ローリエ
(あれば)
・・・ 1枚

作り方

  • ホワイトソースをつくる。鍋に牛乳、ローリエを入れ、人肌くらいに温める。
  • 別の鍋にバターを入れて弱火で溶かし、小さい泡が立ってきたら、小麦粉を加え、木べらでよく炒める(焦がさないよう気をつけながらサラサラになるまで炒める)。
  • 火から下ろして冷水に鍋底をつけ、水けをふいて火に戻す。
  • 牛乳を3~4回に分けて加える。牛乳を加えたらその都度手早く混ぜ、なめらかになり、ブツブツと沸いてくるまで火を入れる。木べらですくうとトロリとたれてくる状態が目安。しっかり火を通すことがおいしく仕上げるコツ。
    ざるで一度こすとなめらかなソースになる。濃厚なソースにしたい場合は、牛乳8に対し、生クリーム2を加えて作ると濃厚でよりクリーミーな味に。
    冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1カ月ほど保存できる。使うときは鍋に入れ、弱火にかけながら生クリームを少しずつ加えてのばしていく。

牛乳生産地で作るチッコ(牛乳)豆腐

チッコ豆腐は北海道や千葉県の酪農家の間で親しまれてきた郷土料理。産後の牛の初乳を火にかけて固めたもので、日本の伝統的なチーズの一種として食べられてきたそうです。カッテージチーズを想像してください。初乳ではなく常乳で作れるようになり、家庭でも作ることができるので紹介します。

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調理時間約30分

材料作りやすい分量

牛乳 ・・・ 1L
穀物酢 ・・・ 大さじ1

作り方

  • 鍋に牛乳を入れて中火にかける。沸騰直前(70~80℃)になったら火を止める。(写真1・2)
  • 穀物酢を入れて静かに混ぜる。徐々に白く固まってくる。(写真3)
  • 固まってきたら、濡らしたさらしの布巾(ここではガーゼ3枚重ねて使用)で漉す。(写真4・5)
  • 形をととのえて冷ます。(写真6)
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レシピ&写真/upon factory

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外食・食文化課食文化室

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