日本の小麦の使用量は年間約558万トンで、そのうち外国産が約470万トンです。外国産の輸入(ゆにゅう)小麦は主要生産国の生産状況(じょうきょう)に影響(えいきょう)を受けます。例えば、日本が1番小麦を輸入(ゆにゅう)しているアメリカで異常気象(いじょうきしょう)があって生産量が減(へ)ると、価格(かかく)が上がってしまいます。そうなるとパンの生産コストにも影響(えいきょう)があります。ちなみに、パン用小麦粉の生産量は約183万トン、お菓子(かし)用小麦粉の生産量は約51万トン、麺(めん)用小麦粉の生産量は約151万トンです（令和4年度）。