土地改良区の活動の大切さをもっと広めたい
印旛沼土地改良区 高橋 修氏(千葉県佐倉市) 取材年月:平成28年2月
【印旛沼土地改良区】 印旛沼周辺に広がる約6,400haの農地や用排水機場、用排水路等の施設を整備・管理するとともに、地域を洪水から守る排水管理を行っています。 |
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1.特定外来生物ナガエツルノゲイトウの駆除活動 環境保全の取組として、特定外来植物ナガエツルノゲイトウの駆除に取組んでいます。ナガエツルノゲイトウは排水機場のスクリーンの目詰まりやポンプの吸水障害による故障を引き起こし問題となっています。 また、駆除後に行う特定外来生物としての処理もさらなる重荷となっています。 |
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ナガエツルノゲイトウの駆除 | |
2.地域住民への理解の難しさ 印旛沼周辺では都市化・混住化が進んでおり、印旛沼周辺土地改良区は農業面だけではなく、洪水時の配水管理等、地域の治水も担っています。 しかし、大雨の時にしっかりとした排水管理を行わなければ、周辺地域に被害が出るが、最初に浸水するのが農地であるせいか、地域住民にそのことについてなかなか理解してもらえないそうです。 |
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農地の湛水 | |
3.今後の取組 土地改良区の活動の重要性について理解を深めるための活動を続けているが、まだ十分に浸透していません。 土地改良区の活動の幅を広げることで、より迅速で緻密な地域の排水管理が可能となり、そのことで地域の生活環境が守られています。 駆除したナガエツルノゲイトウや印旛沼に生えている植物を活用した堆肥化、農地への施用に取り組んでおり、「モク採りの文化への回帰」を合い言葉に、地域資源の循環で環境保全型農業への貢献を目指しています。 |
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大学生に事業実施地区を説明 |
添付資料
☆インタビュー記事です!☆土地改良区の活動の大切さをもっと広めたい(PDF : 220KB)
関連ホームページ
印旛沼土地改良区(外部リンク)お問合せ先
農村振興局整備部設計課
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