地域に寄り添い、農家との関わりを大切に
沖縄本島南部土地改良区 神谷 茂(沖縄県糸満市) 取材年月:平成27年8月
【沖縄本島南部土地改良区】 沖縄本島南部地区では、糸満市・八重瀬町の約1,352haの畑に対し地下ダムを主要水源として畑地かんがいを行なっています。沖縄本島南部土地改良区は、これらの畑地かんがいにかかる農業水利施設の維持管理を行っています。 |
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1.沖縄本島南部地区の畑地かんがい 二つの地下ダムに貯留した農業用水を水中ポンプで取水し、揚水機場からファームポンドに揚水し、地区全体に農業用水を配水しています。 |
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地区の施設紹介(沖縄本島南部土地改良区HPより) | |
2.農家は待ってくれない!! 様々な機器に少しでも不具合が生じると、畑に水が届かない。末端の給水栓の不具合は頻度も高く、農家は待ってくれません。 そのため、補修に必要な特殊工具を持ち歩き、即座に対応できるよう心がけています。 |
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制御盤の点検(左)と末端給水栓の補修(右) | |
3.農家のために日々メンテナンス ■弁室等の閉ざされた空間での高圧機器を扱う作業は、緊張感を伴います。 施設も機器も人間と同じで、いずれ老化する。そのため、日々のメンテナンスを通じた早目の対応が重要です。 |
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制水弁の点検(左)と揚水機場の点検(右) |
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4.地域に寄り添う土地改良区 地域に寄り添い、農家と共に地域の発展に関わりながら、日々施設の点検・整備、補修がなされています。 それによって、今では当たり前となっている、自動給水による散水作業が可能となり、地域の営農に対する意識の向上に繋がっています。 |
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自動給水による散水作業 |
添付資料
☆インタビュー記事です!☆地域に寄り添い、農家との関わりを大切に(PDF : 307KB)
関連ホームページ
沖縄本島南部土地改良区(外部リンク)お問合せ先
農村振興局整備部設計課
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