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MAFF TOPICS(2)

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農業を仕事にしたい、あなたのために

学生に人気の就農支援イベント開催


今、若者向けの就農支援イベントが大盛況です。農業法人の数が増えつつあるなか、就職先の一つとして農業法人を考える学生が増えているようです。

〈新・農業人フェア〉
160を超える参加した企業・地方自治体が参加しており、会場のエリアは地方ごとに分かれている

160を超える参加した企業・地方自治体が参加しており、会場のエリアは地方ごとに分かれている

会社を辞めて就農した先輩農家から、農業を始めたころの体験談なども聞くことができる

会社を辞めて就農した先輩農家から、農業を始めたころの体験談なども聞くことができる

〈アグリク〉
2月に東京・霞ヶ関で開催されたイベントには150人を超える学生が参加した

2月に東京・霞ヶ関で開催されたイベントには150人を超える学生が参加した


文/柿野明子
参加した就農希望者は1600人以上!
これまで農業といえば「家業」として、先祖代々の土地で営まれることが大半でした。しかし、現在は企業の農業参入や、経営規模の大きい農業法人の数も増え状況は大きく変化。規模拡大や経営の多角化を目指す農業法人では、有望な若い人材を求めています。このため、若者向けの農業就職支援イベントが増えています。

就農支援イベント「新・農業人フェア」も、その一つ。平成25年度から主催するのは、人材採用に関する事業を展開する株式会社リクルートジョブズ。農林水産省の補助事業により、就職先の候補として農業を考える人や、自分で農業を始めたい人、転職希望者に必要な情報を発信するイベントを全国主要都市で開催しています。今年度は7回実施される予定。このイベント告知をリクルートの求人情報誌や求人サイトで行ったところ、参加者が大幅に増加。今年2月に東京国際フォーラムで行われた回では、全国の農業法人や自治体などがブースを出展し、1658名が参加しました。

就農イベントは、ほかにも多数開催
「来場される方には、進路に悩む大学生もいますし、脱サラして就農したいという方も多いですね。最近は、女性の就農希望者や、ご夫婦で就農を考えている方も増えています」と話すのは、株式会社リクルートジョブズ営業企画部CRMグループの深瀬貴範(ふかせたかのり)さん。

「新・農業人フェア」以外にも、就農イベントは、まだまだあります。農業コンサルティング会社のコネクト・アグリフード・ラインズの開催する就農支援イベント「アグリク」は、文系大学生も数多く参加することで、話題になっています。ほかにも、農林水産業に特化した求人サイト「第一次産業ネット」や「農家のおしごとナビ」などが定期的に就職相談セミナーを実施中。このような就農支援イベントは今後ますます増えていきそうです。

学生の就職希望先として、農業法人の名前がごく自然に挙がる日も、そう遠くないかもしれませんね。

土と触れ合い働くのって、素敵よね
紹介した就農イベントの詳しい開催情報はこちら
新・農業人フェア:株式会社リクルートジョブズ主催


アグリク:株式会社コネクト・アグリフード・ラインズ主催


第一次産業ネット


農家のおしごとナビ:株式会社あぐりーん主催
http://www.agreen.jp/

ほかにも、数多くの就農支援イベントが開催されている