特集1 新しい可能性もいっぱい やっぱり、お米が好き!(2)
世界的な和食人気を背景に、米や米加工品の輸出拡大を
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世界的な和食人気を背景に、米や米加工品の輸出拡大を
2013年の12月に、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから約1年。今後も将来にわたって和食文化を保護・継承するため、2015年4月に向けて「『和食』文化の保護・継承国民会議」が一般社団法人化される予定となっています。さらに、5月から食文化などをテーマとして、イタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」に日本館も出展し、海外での日本食の発信を強化していきます。このようななか、2020年までに1兆円を目標に農林水産物や食品の輸出を促進して、米や米加工品については、和食の世界的人気を背景として現在の輸出額130億円(2012年)を600億円までに拡大することをめざし、香港、台湾や欧米などに対して、現地での精米や外食産業への販売のほか、日本酒などの米加工品の輸出を重点的に促進していきます。 |
米粉、パックごはん・冷凍米飯などの普及促進
「米粉倶楽部」を通じ、官民一体での米粉商品の普及を進めたり、米粉と小麦粉のミックス粉など、新しい製品開発を進めています。また、パックごはんや、冷凍米飯といった加工米飯は、近年急速に消費が拡大。平成22年から25年までの3年間で約4割も生産量が増えています。今後もこのようなニーズに合った取り組みを進めていきます。 ![]() |
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「低アレルゲンバーガー」&「低アレルゲンドッグ」
全国のモスバーガーの店舗(一部店舗除く)では、平成26年7月から、米粉を利用した低アレルゲンメニュー、「低アレルゲンバーガー〈ポーク〉」と「低アレルゲンドッグ〈ポーク〉」を販売しています。これまでにも、モスバーガーではアレルギー体質に配慮したライスバーガーを販売していましたが、バンズ(パン)を使った商品は今回が初めて。商品開発担当者は「小麦アレルギーの子を持つ親御さんからの要望でできた商品。ぜひお友達と一緒に食べてもらいたい」と話します。小麦アレルギーの子どもも安心して食べられると親子連れに大好評! 株式会社モスフードサービス(東京都品川区) |