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特集1 楽しみませんか?もっと花のある暮らし(4)

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日本のカーネーションの美しさを、世界へ届けたい!

香川県農業試験場が苦心の末に育種した、
カーネーションの花姿にオランダの種苗会社が一目ぼれ!
今や、世界7か国で栽培される人気品種に
香川県(香川県高松市)


香川県がオランダでの生育条件や適性などの研究もサポート

香川県がオランダでの生育条件や適性などの研究もサポート

浜田香川県知事とヒルベルダ・コーイ社タス社長との調印式(平成26 年1月17日)

浜田香川県知事とヒルベルダ・コーイ社タス社長との調印式(平成26 年1月17日)
母の日の花として人気のカーネーション。国内ではさまざまな品種が栽培され、その優れた品質と個性は世界でも評価され始めています。

平成26年1月、香川県は「ミニティアラ」シリーズの2品種「コーラルピンク」と「ライラック」に関して、オランダの大手種苗業者ヒルベルダ・コーイ社と5年間限定で、海外での苗の生産・販売を認める利用許諾契約を結びました。

ミニティアラは、香川県農業試験場で独自に育種されたオリジナル品種です。この小さくてかわいらしい花に目をつけたのが、ヒルベルダ・コーイ社。視察のために来日していたマリウス・タス社長が一目見て興味を示し、2年間のオランダでの現地試験栽培を行いました。自社の品種展示会に出してみたところ、予想を上回るほどの反響が。その後、欧州連合(EU)、ケニア、コロンビアに品種登録出願し、正式な生産販売へとこぎつけました。

「海外の企業と契約を結ぶのは県にとって初めてですが、試験栽培中はオランダへ栽培指導を行うなど、現地での育成環境づくりに努めました。県オリジナル品種を世界にアピールするよい機会。国内外で人気が高まれば需要が増え、生産量の拡大にもつながります」と、香川県農業生産流通課の古市崇雄さん。現在、ミニティアラはオランダからドイツ、イタリア、コロンビアなど世界7か国で栽培・市販されています。

カーネーションとナデシコを交配して作られている。剣咲きタイプの花びらがティアラ(女性の装飾冠)を連想させることが名前の由来

カーネーションとナデシコを交配して作られている。剣咲きタイプの花びらがティアラ(女性の装飾冠)を連想させることが名前の由来