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MAFF TOPICS(5) NEWS 海外旅行へ行く際には動植物検疫への協力を


検疫探知犬。手荷物の中に肉類や肉製品、果物などの農産物が入っているかどうかを嗅ぎわけて発見する。
検疫探知犬。手荷物の中に肉類や肉製品、果物などの農産物が入っているかどうかを嗅ぎわけて発見する。
国内から国外へ果物などをお土産として持ち出すときの検査の様子。
国内から国外へ果物などをお土産として持ち出すときの検査の様子。


農畜産物の検疫手続きをホームページで紹介
年末年始に海外旅行の計画がある方の中には、旅行先の珍しい農畜産物を持ち帰りたいと思っている方がいるかもしれません。

しかしながら、海外の果物や肉製品の多くは、日本の農業に深刻な被害を与える病害虫や病原体等が付着している可能性があるため、国内への持ち込みが禁止されています。特に肉製品については、ほとんどの国から持ち込むことができません。国際空海港では、帰国時に靴底消毒や口頭による質問、動植物検疫探知犬を活用した手荷物検査などを行い、水際での侵入を防いでいます。

また、相手国から求められている検疫条件を満たしていれば、海外に住む家族や知人へのお土産に、日本の農畜産物を手荷物として持って行くこともできます。出国にあたっては、渡航先国と品物によって空海港の植物検疫所や動物検疫所で輸出検査を受ける必要があります。

平成27年度から、成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、新千歳空港の旅客ターミナルに輸出検疫カウンターを設置し、輸出検査などを行っていますので、ぜひご活用ください。

詳しい案内については、植物防疫所および動物検疫所のホームページで紹介していますので、旅行に出発する前に、内容をご確認ください。動植物の検疫に対するご理解とご協力をお願いします。

植物検疫所ポスター
植物検疫所
https://www.maff.go.jp/pps/j/trip/keikouhin.html#export
動物検疫所ポスター
動物検疫所
https://www.maff.go.jp/aqs/topix/mizugiwa.html



取材・文/細川潤子




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