特集2 抹茶(2)
特有の風味とほのかな苦みも楽しめる 抹茶を使ったおいしいレシピ
抹茶特有の色・香り・ほろ苦さを活かして、料理やお菓子を上品なおいしさに。
おなじみのメニューもいつもと違って感じられます。 |

抹茶の苦みと牛乳の甘みは相性抜群。牛乳は泡立ててカフェのメニュー風に。
抹茶ラテ
材料(1杯分) 抹茶 ティースプーン1杯 湯(または水) 約20ミリリットル 牛乳 100ミリリットル 砂糖 3グラム(好みで加減) |
作り方 (1)抹茶はボウルなどに入れて湯を注ぎ、よく混ぜて溶かす。 (2)牛乳を温め、砂糖を加え、泡立て器で混ぜて泡を作る。 (3)(1)をカップに入れて上から(2)を注ぎ、抹茶少々(分量外)をふり、軽く混ぜていただく。 |

きれいな緑色で味はまろやか。抹茶をマヨネーズで溶いて混ぜるのがコツ。
抹茶ポテトサラダ
材料(2人分) じゃがいも 200グラム 牛乳 適量 抹茶 小さじ2分の1~1 マヨネーズ 大さじ2 粗びき黒こしょう、塩 各適量 かに風味かまぼこ 2本 ホールコーン缶 大さじ1~2 |
作り方 (1)じゃがいもは1センチメートル角に切って鍋に入れ、牛乳をひたひたに注いで火にかける。じゃがいもがやわらかくなったら熱いうちにつぶす(余った牛乳は捨て、ねっとりとしたマッシュポテトのようにする)。 (2)抹茶とマヨネーズを合わせてよく混ぜ、(1)に加え、こしょうと塩も加えて色が均一になるまで混ぜる。 (3)かに風味かまぼこは5ミリメートル幅に切り、コーンは汁けをきり、(2)に加えて混ぜる。ミニトマトやサニーレタスを添えて盛りつけてもよい。 |

抹茶あんは西京みそがベース。かんきつ類の果汁を加えるとさっぱりします。
白身魚のホイル焼き抹茶あん
材料(2人分) 白身魚(たら、たいなど) 2切れ 塩 少々 にんじん 40グラム 長ねぎ 30~40グラム グリーンアスパラガス 2本 エリンギ 小2本 酒 小さじ2 <抹茶あん> 西京みそ 大さじ2 砂糖 大さじ1 抹茶、しょうゆ 各小さじ1 かんきつ類の果汁 少々 かんきつ類の皮(せん切り) 少々 |
作り方 (1)白身魚は薄く塩をふる。にんじんは細切り、ねぎは薄切りにし、アスパラガスとエリンギは食べやすく切る。 (2)アルミホイル2枚に(1)を半量ずつのせ、酒を小さじ1ずつふり、よく混ぜた抹茶あん適量とかんきつ類の皮をのせる。ホイルを閉じ、温めたオーブントースターで20分くらい焼く。 |

にんにく風味のパスタに抹茶を加え、より食欲をそそる香りに。
抹茶ソースパスタ
材料(2人分) スパゲッティ(カペッリーニ、またはフェデリーニ) 150グラム <抹茶ソース> 抹茶 小さじ2 水 30ミリリットル 昆布茶 小さじ1 オリーブ油 小さじ2 バター 5グラム にんにく(みじん切り) 少々 しょうゆ 小さじ1と2分の1 粉チーズ 適量 好みでトマト、ツナ、コーン、粗びき黒こしょう 各適量 |
作り方 (1)抹茶ソースは、抹茶に水20ミリリットルを加えてつやが出るまでよく練り、水10ミリリットルを足してのばす。とろりとしてきたら、昆布茶を加えてなめらかになるまで混ぜる。 (2)スパゲッティをゆでる(5分くらい)。 (3)フライパンにオリーブ油、バター、にんにくを入れて熱し、湯をきった(2)、(1)の順に加えて混ぜ、しょうゆで味をととのえる。 (4)器に盛り、粉チーズをふり、好みでトマトの角切り、ツナ、コーンをのせ、こしょうをふる。 |

抹茶に合う素朴な甘さのみつがポイント。トッピングは好みで楽しんで。
抹茶かき氷
材料(作りやすい分量) 抹茶 適量 氷 適量 <みつ> 水 200ミリリットル てんさい糖 75グラム グラニュー糖 85グラム 和三盆糖 15グラム 黒砂糖 少々 好みで寒天、白玉、甘納豆 各適量 |
作り方 (1)みつを作る。鍋に分量の水を沸騰させて砂糖類を加えて煮溶かし、粗熱をとり、冷蔵庫でひと晩ねかせる。 (2)抹茶は適量の湯で濃いめに溶き、冷ます。 (3)器に(2)を適量敷き、氷をかいて入れる。ひと口大に切った寒天、(1)と(2)を適量ずつかけ、好みで白玉、甘納豆をのせる。アイスクリームをのせたり、練乳をかけてもよい。 |

バターで焼いた麩に2種類の抹茶シロップを塗り、カリカリスイーツに。
お麩で抹茶ラスク
材料(10~15個分) 麩(観世麩・直径3~4センチメートル) 10~15個 バター 16グラム A: 抹茶、はちみつ 各小さじ1 水 小さじ2分の1 B: 抹茶、練乳 各小さじ1 水 小さじ2分の1 |
作り方 (1)フライパンにバター8グラムを入れ、弱火でゆっくり溶かす。麩を入れ、バターを含ませるように焼き、裏返してバター8グラムを足す。 (2)(1)を焼いている間に抹茶シロップを作る。AとBの材料をそれぞれ別の耐熱容器に入れ、よく混ぜ、電子レンジ(500ワット)で30秒ほど加熱し(少しゆるくなる)、再びよく混ぜる。 (3)麩にだいたいバターがしみ込んだら火を止め、半量にAを、残りにBを刷毛でぬり、しみ込ませる。フライパンから取り出し、粗熱をとる。 |
海外でも抹茶がブーム。
ロサンゼルスにも抹茶カフェがオープン
近ごろは「Matcha」という言葉が海外でも通じ、抹茶特有の風味やヘルシーなイメージが多くの人に受け入れられています。抹茶カフェがオープンする国もあり、アメリカ・ロサンゼルスには日本の官民ファンドなどがサポートする「SHUHARI(守破離)抹茶カフェ」が登場。地元の人や観光客で賑わっています。メニューには本格的な抹茶や緑茶だけでなく、抹茶エスプレッソ、抹茶ラテなどのドリンク、抹茶アイスクリームなどのスイーツが並び、日本人も驚く充実ぶりです。
また、海外から日本を訪れる観光客の間でも、抹茶を使ったお菓子などが人気の日本みやげになっています。
ロサンゼルスにも抹茶カフェがオープン
近ごろは「Matcha」という言葉が海外でも通じ、抹茶特有の風味やヘルシーなイメージが多くの人に受け入れられています。抹茶カフェがオープンする国もあり、アメリカ・ロサンゼルスには日本の官民ファンドなどがサポートする「SHUHARI(守破離)抹茶カフェ」が登場。地元の人や観光客で賑わっています。メニューには本格的な抹茶や緑茶だけでなく、抹茶エスプレッソ、抹茶ラテなどのドリンク、抹茶アイスクリームなどのスイーツが並び、日本人も驚く充実ぶりです。
また、海外から日本を訪れる観光客の間でも、抹茶を使ったお菓子などが人気の日本みやげになっています。
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レシピ/安藤茂美
アレンジ・料理/大越郷子
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