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農林水産省

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aff 2019年10月号
特集2 栗を食べよう
写真提供/笠間市
栗を食べよう

栗の魅力を探ってみよう

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秋を代表する味覚、「栗(くり)」。一般的に生で食べられることがないので間違えられやすいのですが、
野菜ではなく木に実る果物です。栗は、9月から10月に旬を迎えます。そこで、栗の魅力に迫ってみました。

「秋に食べたい栗料理」は?

「4つの栗料理の中で、この秋に食べたいもの」について、農林水産省公式FacebookやTwitterなどでアンケートを行いました。その結果を発表します。

読者アンケート:集計結果 読者アンケート:集計結果
栗ご飯
コメント

「栗の甘みとご飯の塩味があいまった感が、たまりません」
「母が作ってくれた絶妙な塩加減の栗ご飯は、箸が止まらなくて大好きです。私の大切な思い出です」

おすすめ店
▶︎栗庵風味堂
  • 読者アンケート:集計結果
  • 原料の米は国産うるち米100パーセントで、栗も国産のものを使用している。電子レンジで温めて食べられるレトルトパック。

モンブラン
コメント

「毎年必ず食べます。いろんなお店のモンブランを食べ比べします」
「秋の国産栗のモンブランは、特に格別な感じがします。母が大好きでそれにつられて大好きになりました」

おすすめ店
▶︎東京自由が丘モンブラン
  • 読者アンケート:集計結果
  • モンブラン発祥の店として知られ、創業当時から変わらないレシピ。クリームには愛媛産の栗を使い、土台にも栗の甘露煮が入っている。

焼き栗
コメント

「何と言っても焼き栗です。栗そのもののおいしさを味わえるから」
「自然の甘味とほっこりとした食感が秋を感じます」

おすすめ店
▶︎比沙家
  • 読者アンケート:集計結果
  • 大粒で糖度の高い栗を、じっくりと圧力を加えて焼き上げている。自然な甘さと、いものようなホクホクした食感を楽しめる。

栗まんじゅう
コメント

「秋の季節に、地域のみんなや家族で気軽に食べられるのが栗まんじゅう」
「栗まんじゅうは、自分では作ったことがないこともあって好きです」

おすすめ店
▶︎湖月堂
  • 読者アンケート:集計結果
  • 柔らかな餡に栗を練りこみ、表面を鮮やかな栗色に焼き上げた小判形のまんじゅう。1895年の創業以来、独自の製法を守り続けている。

栗は栄養たっぷり

栗の栄養価は高く、いも類(生)よりも多くのエネルギーが摂れる優れた食材。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。

栗は栄養たっぷり 日本栗(ゆで栗)の成分

主な栗の種類と特徴

写真提供/茨城県
  • 筑波

    筑波

    熟期

    9月下旬から10月上旬

    外観

    大きめで、皮に光沢がある。

    用途

    ゆで栗や渋皮煮に適している。

  • 丹沢

    丹沢

    熟期

    9月上旬から中旬

    外観

    三角形で皮に光沢が少ない。

    用途

    果肉の色が鮮やかなため、菓子の原料になることが多い。

  • 銀寄(丹波栗)

    銀寄(丹波栗)

    熟期

    9月下旬から10月上旬

    外観

    形が平らで粒は大きめ。皮の光沢はやや少ない。

    用途

    “丹波栗”として、料理や菓子などに幅広く使われている。

  • ぽろたん

    ぽろたん

    熟期

    9月中旬から下旬

    外観

    丹沢と似て三角形で皮に光沢が少ない。

    用途

    日本栗を改良した栗。皮が簡単にむけるため、料理もしやすい。

お問合せ先

大臣官房広報評価課広報室

代表:03-3502-8111(内線3074)
ダイヤルイン:03-3502-8449
FAX番号:03-3502-8766