プレスリリース
クウェート向け日本産牛肉の輸出解禁について
〇日本産牛肉をクウェートに輸出できるようになりました。 |
農林水産省と厚生労働省は、クウェート当局と日本産牛肉の輸出条件について合意しました。
今後、輸出条件を満たすことが確認できた施設から順次輸出が開始されます。
1.概要
農林水産省は厚生労働省と連携し、クウェート当局との間で日本産牛肉の輸出解禁のための協議を進めてきました。その結果、日本産牛肉の輸出条件及び輸出検疫証明書様式に合意しました。
なお、クウェート政府は、輸出牛肉取扱施設について、
(1)湾岸協力理事会(GCC)加盟国向けとして認定されていること
(2)特定のハラールと畜証明書発行機関によるハラール認証を受けていること
を課していることから、厚生労働省がこれらの要件を満たすことを確認の上、クウェート当局に通知した施設から、順次輸出が可能となります。
2.主な輸出条件
- 日本が、牛海綿状脳症に関して国際獣疫事務局(WOAH)によって無視できるリスク国に認定されており、WOAHが推奨するサーベイランスプログラムを維持していること。
- 日本が、口蹄疫に関してWOAHによってワクチン非接種清浄国に認定されていること。
- 湾岸承認センター(GAC)及び湾岸協力理事会(GCC)加盟国1か国の政府当局により認定されたハラールと畜証明書発行機関又はGCC加盟国のうち2か国の政府当局に認定されたハラールと畜証明書発行機関が発行するハラールと畜証明書が添付されていること。
輸出条件(動物検疫所ホームページ)
https://www.maff.go.jp/aqs/hou/exguuteirui2.html
輸出牛肉の取扱要綱(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/hq/i-4/yusyutu_shinsei.html
湾岸協力理事会(GCC)概要(外務省ホームページ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page23_000547.html
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:松尾、大野
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295